風たちぬ | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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昨日は仕事の後に英会話も行かなきゃいけなくて忙しかったんですが、帰宅したら丁度例の「嵐電波ジャック」やっていました。
CMもやっていたから知っていたんだけど(CMのCM・・・笑)、新聞広告にもでかでかと出ていたんですね(CMのPR・・・にひひ汗
民放全部でやっていたとは知りませんでした。
まあなんかSF仕立てで、画面が暗いから一回観ても理解しにくかったのですが、嵐VS嵐ってことだったのかな?そのうちYoutubeとかでみられるようになるでしょうか。

風たちぬも途中からでしたが、ちらっと覗いてみました目
人生初の試写会に行った映画なのに、全然好きになれなかったという汗宮崎監督ごめんなさい、って感じの映画でした。
今までのわくわく感のあるファンタジー(エンタメ用)を想像してくと、全然違う普通の設計者の一生みたいなのを延々みせられて、かなり枯れた感がありますあせるなんか、日頃宮崎映画をあまりごらんにならない上の世代の方にはウケが良かったらしいんですが、むべなるかな。
言葉遣いとかも昭和っぽい。
シベリアを子供たちにあげようとして逃げられるシーンがあって、日本の当時の貧困差みたいなのを見せ付けられる気がしました。主人公も奥さんも、軽井沢のシーンを見ても分かるようにどっちかといったら上流の生活をしている人たちなので、いまひとつ共感が沸かないというか。

個人的には感情移入できないまま映画が終わった。飛行機も特別好きというわけではありませんからね・・。いや、この映画の飛行機は戦闘機とかが多いし戦争の陰も濃いので、あんまり好きになれない。
飛行機の構造を「鯖の骨」と言い表してるところは日本人だなと思いましたがうお座

小津映画とかそういうのがお好きな方はいいと思います。
宮崎監督も、今まで子供用エンタメ用に作っていた映画を、最後にご自分のために(あるいは同世代のために)おつくりになったんだなと思っています。
それはそれで別にいいんだけどさ。
PRのしかたがいつもと全く同じだからなー。
あと、声優の選択が知人からっていうのはやっぱりちょっとどうかなという気はしました。
トトロの糸井重里さんとか、もとより棒読み声優が好きなきらいはあると思いましたが。(何故かトトロのお父さんの声は私大好きなんですが)
ドイツ人の歌がすごく危なっかしくて、毎回はらはらして聞いてますシラー