田村清張ドラマ | ありのす

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先日の復讐法廷を見ました。なんか回を負うごとに話がシンプルになってる気がしますが。
今回は性犯罪がらみだったので、ちょっと重かったですね。

それにしても田村正和は、松本清張ドラマに出ると娘が事故にあったり、殺されたりする役が多くて、役ながら大変だなあと思いますショック!
一番最初の鬼熊の弁護士の役が一番よかったかなー。
あれは家族とか関係ないし、颯爽としていましたね。

最近の田村清張(といいたくなるくらい田村さんの出演機会が多い)は、見た後結構空虚な感じを受けるのが多いです。
娘の事故や事件を解決しても、家に帰ると1人。
という最後のシーンを見ると、真相が分かっても戻ってこないものがあるというのが隠れたテーマなのかも、と思ってしまう。
まあ、その切なさがいいといえばいいのですが。

田村さんもだいぶお年を召してきたので、演技が枯れてきました。いいといえばいいし、ちょっと寂しいといえば寂しいかな。
田村の向こうを張れるような俳優さんがなかなか出てこないのでしょうね汗私は一度だけ清張ドラマで主演をやっていた(市長の死)、反町隆史さんが昔から結構好きです。
意外にレトロなドラマにも合うと思うのですが。

清張ドラマもこれだけ数やってしまうと、だいぶネタがなくなってきてるのかなあ・・・。