ラストマネー | ありのす

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今日が休みだったので、昨日は夜更かしして先週のドラマの再放送を見る(リアルタイムで見られなかったので)目

ラストマネーというのは、保険金のこと。

このドラマは、人が亡くなった後や入院したときに下りるお金の話。

保険っていうのはどんなに機械化しても約款や犯罪や遺族の思惑なんかが絡んで、面倒くさいもの。

あんまり好きなジャンルではない。


でも、このドラマはなかなかいいところに目をつけていると思う。

莫大な保険金お金が下りるときって、人の本性が出るし、詐欺もあるから保険会社も綿密に調査せざるを得ない。

ドラマにしようとしなくたってお話になるんだよね。


1話目は、母親を残して自動車事故で亡くなってしまった家族の話。

父親がかけていて母親が受取人になっていた死亡保険金、どっちが先に亡くなったかで受取人が違ってしまうんですよDASH!

父親が先なら、いったん母親は受取人になり、そのあと亡くなったと見なされるから、母親の遺族にお金が下りる。

母親が先なら、受取人をなくした保険金は保険にかかってる父親が受取人と見なされ、父親の遺族にお金が下りる。

この夫婦の父母があまり仲がよくないとしたら、どうなるでしょうね。


このパターンは結構有名なものなんだけど、実際の話にしてみると、揉めることこの上ないんですよ。


昨日見た2話は、自殺か事故かで保険金が下りる下りないという問題と、入院保険金詐欺(点数を稼ぎたい病院と、保険金を稼ぎたい患者が結託している)を取り上げていました。病院


保険金がらみの事件が突き詰めるとどんな感じになっていくかというのは、例えば貴志祐介さんの「黒い家」なんかを読んでみるといいと思います。凄く怖いことになるっていうのがよく分かりますガーン

ちなみに、伊藤英明さんて私はあまり好きな俳優じゃなかったのですが(海猿のマッチョなイメージが・・・)、このドラマではクールな調査員を演じていて、なかなかよいですグッド!