松本大洋 | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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最近とんと漫画を読まないのだけど、図書館にいったら漫画があった。ので借りてみました。

松本大洋の「竹光侍」ですね。


タイトルで分かるように、江戸時代?の殺し屋とそれを追う人々の話、らしい。たぶん。

たぶん、というのは・・借りたのが6巻だったからですが汗


話はよくできているけど、まず絵が強烈というか独特というか。

ピンポンとか見ても絵はもともと強烈ですが、この作品では結構和風というか、鳥獣戯画というか、筆で書いてるというか。

とにかく和風な感じの漫画で、結構びっくりしました。

漫画の枠も筆書きっぽい。


あと、線が結構自由な感じ。

縮尺完全にまちがってるけど、でかいものはとにかくでかく。

小さいものは小さく。

台詞もすごく時代劇っぽいです。


絵が好きなほうじゃないけど、色々な意味で印象に残る漫画だった。そういえば「陰陽師」の漫画とかもかなり和風はいってましたからねえ。

日本の漫画はかなり新しい技術を取り入れてるのだなあと感心しました。


まあそのまえに、図書館が漫画を入れるようになったっていうのがまたびっくりだけど。このたびの移転後に始まったらしい。まあ、本に限らず媒体が増えるというのは悪いことじゃないと思うけど。

よく思うけど、DVDとかのところにまず、NHKとかの誰が見るんだろう?というすごいマジメそうな全集がそろっているのは、何故なんでしょうね。

あの予算で別のマシなDVDたくさん買えるのに¥