まさに私の願望、いや本好きの願望がタイトルになってる
桜庭一樹氏の読書日記。というか、もとは多分ブログだと思う。
以前はチェックしていたけど、最近「お気に入り」タグが氾濫気味なので登録してない
そのあいだに、なんと彼女は結婚していたらしいです。２冊くらいこのシリーズ読んでない間に。
以前「桜庭一樹ムック」なるものを読んだときは、そんな情報はなかったような。
このかた、職場の以前の先輩にちょっと雰囲気が似ているのと、童顔なので個人的に親近感をもっております。あと、「私の男」とかの作品がすごかったなあと。
リアリティなんぞをぶっ飛ばす勢いで流れていくフィクションが素晴しい。
赤朽葉家あたりからはまりこみ、勢いで「百年の孤独」まで読んで、→「私の男」→「Ｇｏｓｉｃｋ」→「ファミリーポートレイト」あたりの流れで読んでいたと思います。
「赤×ピンク」も結構好きでした。
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」はハードボイルドみたいな題名ですな。内容も結構きつかったけど。
タイトルとか、雰囲気的に甘いイメージもあるのだけど、救いとか癒しを求めて読むと見事に裏切られるかも（いい意味で）。
ハードボイルド王道の作家の作品もたまに読むけど、ここまで救いのない話ってあんまりないぞ。
でも後味がすごく悪いってわけでもないところが不思議です。
多分どの作品にもターボエンジン搭載されているからなのでしょうね
暴走族とかがかなり好きらしい桜庭氏を見るとなんとなく肯けるのですが