最初、見ながら信長がトヨエツってどうかなと思っていたのだけど、3話になるともうはまってきた感じなので面白い。
豊川さんは昔はそれこそ優男(「愛していると言ってくれ」の演技が印象に残ってます。耳の聞こえない演技)
イメージがあったのだけど、最近はオヤジキャラでも、怖いキャラでも、結構何でもこいになってきましたね。
きつい信長のイメージとはどっちかというと逆の印象ですが、でも演技するとちゃんと怖いオーラが出ている。
実は怖いイメージの俳優がやるよりも、優しいイメージの人が演じるほうが怖いのかも。
主人公の上野樹里ちゃんの江姫は、父を殺した相手と知りつつも、何となく信長に惹かれるんですね。
姉とか母のお市の方とかは、残虐な人間だといってすごく嫌うんだけども。
(でも今のところたつきをもたない彼女達の面倒をみているのも信長である。それでなおのこと頭にくるんでしょうね)
3話では信長さんはよく見たら立ち襟のシャツを着て、ズボンとブーツを履いていたので、別に笑うとこじゃなかったんだけども笑いました
新し物好き、好奇心の強いところは子供みたいなんだよね。
「なんで叔父様は父上を殺してしまわれたのですか」とかあっけらかんと聞いてしまう無邪気な江姫と、自分を怖がらない姪が可愛い(らしい)信長のツーショットがなかなか楽しいです。
流石に田淵さんの作品は、残酷なシーンはさらっと省いて、人間関係をじっくりと見せてくれるので楽しい。
本当は家康の息子(信康?)と奥方が信長の命で殺されてしまうシーンとかは、ドラマとしては映像化したいところだろうけれど(盛り上がるから)。
でも個人的にはそんなシーンは見たくない。
とかっていうあたりの需要がよく分かってそうな脚本です。
本当、竜馬は真逆だったからね・・。あれは本当見ていて疲れた。