見るものがないときのために借りておいたDVDを見る。(案の定昼間は見るものなし。夜は相棒とウィーンフィルが案の定かぶる。毎年こうだ)
エンジンは11話で終わるため、今回のDVD1話しか入ってなかった。枚数で借りてるこちらとしては不経済。
内容的にも、最後つまって説明だけで終了のぶぶんがあったので、別に12話にしてもよかったんじゃないかと思う。
なんかこう、F1ドライバーがすごく身近に思えるような内容だったけど、実際はないよね。
彼らが屋根裏部屋に住んでるとは思えんし。生活もエリートだろう。
途中までは面白かったけど、話のまとめ方はもうちょっと検討が必要。
これじゃあ何で児童保護施設が再開したか、よくわかんないじゃないすか。
まあ、子供達は個性豊かで結構よかったけど。
官僚たちの夏 は、エンジンの次のドラマとして借りてみた。
思ったより重厚感がなくてびっくりする。
風景とか雰囲気は「3丁目の夕日」なんだけど、当時の官僚ってもっと重々しい雰囲気じゃなかったでしょうか。
まあ、勿論実物はもっといかめしい人なんだろうけど(政治家はそうだった)、俳優陣がさわやかという部分を差し引いても、話し言葉があまりに今風というか。
カジュアルに喋ってるので分かりやすい反面、それが「政治物の重さ」みたいなものを壊してる気がしないでもない。
あと、内容的には当時の政治というよりか、日本の発展のため「国産車の開発」に尽力した官僚達の話らしいので、トヨタ創設の歴史を見せられてるような感じもある。
いまやアメリカまで進出してる日本車だけど、開発当初はアメリカとの貿易摩擦が繊維で既に始まっており、気を使って反対する政治家が多かったらしい。ちょっと驚きだった。
あのまま造船、繊維だけで来ていたら日本の経済、確かに1ランク違ってたかもしれない。
でもまあ、お堅い話なので次を見るかは決めてません
堺さんは今回は「クライマーズハイ」の佐山氏みたいな、仕事に邁進する若手官僚でした。
髪型のせいで頭が普段の倍みたいな容量になっておりますけども。あれも猛烈な性格の故ですかねえ。
相変わらず役に入るときの化けっぷりが楽しい俳優さんです