photoCRADLEの撮影日記
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心より哀悼の意を表します


セラピードッグの連載を掲載していただいている「WAN」が発売中。

リリーを追っかけて早一年が経とうとしております。

リリーの一年間の成長ぶりに比べると何とも心もとないですが。。。

誌面の撮影にご協力いただいたお二人。

何度も何度も病室を訪れて撮影させていただいたお二人も、雑誌の

発売を待つことなくお亡くなりになりました。心より哀悼の意を表します。


野良猫たち

今日は撮影で埼玉の北部、群馬の県境まで。高速道路がガラガラで一時間

以上前に到着し、現場近くの公園で休憩していると、猫がわらわらと

出てきました。数えただけで5匹。車を降りると心配になるほど警戒心がなく

近寄ってきます。隣に見える小屋はトイレではなく休憩所。

この中に毛布をひいた箱がありそばにはトレーに入れられたキャットフード。

地域猫、様々な意見があり、様々な取り組みも聞きますが、なかなか全面的な

解決法はないですね。決定的な問題さえ解決できれば、地域社会の中に猫が

いる何気ない光景を微笑ましく思えるくらいの余裕が人間側に欲しいと個人的

には思うのですが、ますます世知辛い世の中になっていきそうですから。。。

「全ての人間を信用したらあかんよー」と教えてあげながら

1カット撮影させてもらいました。



本物の印象

先日山梨から変える日、ホスピスで荷物をまとめていて、ふと窓を見ると

思いがけない空の色。

慌ててカメラをカバンから取り出し手持ちで撮影しました。

暗闇に変わる瞬間。

でも画像では本物の印象は伝えられませんね。。。

写真を撮れば撮るほど「伝える」ということの難しさが大きく立ちふさがります。

ホスピスの図書室

ホスピスの図書室。

その多くが患者さんおよびご家族が残されていったであろう書籍。



背表紙を見ているとバリエーションが豊か。

流行小説から漫画、純文学、哲学書、宗教関連の書籍、児童書、旅行ガイドや

料理のレシピ本まで。

皆さん、どんな気持ちでこれらの本を読まれてていたのか想像してしまいます。

















書籍を通して、ひととき厳しいと思われる現実から逃避する人。

病を正面から受け止め何とか書籍から答を模索する人。

ここでは、そのどちらの行為も、人間の尊い営みに思えます。


自分なら どんな一冊を選ぶのでしょう。

雨降り

雨降りになるとホスピスでは静かな時間が続き心地よいです。




雨の音を聞きながらリリーとラウンジにいると

患者さんやご家族の方々、多くの人が声をかけてくれます。

一人でいるだけじゃ、こんなにも声はかからないだろう。リリーに感謝!


雨が上がり、ビオトープの池がある施設の中庭を初めて歩きました。

いつも遠目でみていたお地蔵さん、いいお顔です。



季節の草花から池の中の昆虫や魚 様々な営みが凝縮された魅力的な中庭。



今にも咲きそうなホトトギスの蕾。

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