10年以上前から、いろいろな写真館さんでモデル撮りをお願いしてきています。
これは、モデルキャンペーンなどではなく、あくまでも、その年の「見せ筋写真」づくりのためです。
日ごろのお客様の撮影では、ちょっと取り組むには難しいと思われる撮影をします。
そして、その後、通常のお客様にも対応出来る撮影=商品にしていきます。
モデル撮りは、作品づくりではなく、その時、その時の時流で、
お客様が気にしてくださる可能性があるような写真づくりになります。
いわゆるマーケットインの発想です。
お客様が、どんな写真を望まれているか、
どんな写真なら欲しくなるか、
どんな写真なら気に留めてもらえるか、
そんなことを考えて行うことがモデル撮りです。
もちろん、その中で、それぞれの写真館さんが持たれている撮影、美容、着付けなどの技術を
新たなチャンレンジのもとに打ち出します。
ちょっとだけ注意しておきたいのが、ある種の思い込みで、「この写真なら間違いない」という判断です。
プロダクトアウトの発想です。
あくまでも、写真=商品として考えるならば、その時の時流の中でお客様に欲しいと思っていただける写真が大切なのだと考えます。
また、普段から撮影出来ているから大丈夫、というのも注意したいです。
やはり、一般のお客様でクレームも起きないように最善の接客をしている中では、ちょっとした無理は、なかなか出来ないことと思います。
以上のようなことから、
過去のお客様でよかった方にモデルになっていただき、
マーケットインの発想で、
「見せ筋写真」を作るモデル撮りは大切なのだと思います。
そして、これは時流と共に変化していきます。
変わるもの・変えるもの、変えてはいけないもの、
このことも考える機会にもなります。
船井総研 写真館ビジネスチーム チーフ経営コンサルタント 井口 章
私が主催する写真館船井流経営塾「お試し参加」出来ます!」
先日、4月25日にも多くの皆さんにご参加いただきました。
この秋以降の時流の話から、具体的に取り組むことも共有化しました。
次回は、6月27日(木)になります。
きっと知り合いの方も多くご参加されていると思います。お気軽にご参加してみてください!
詳細はコチラから↓
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1303707996_5.html
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