アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第211巻の紹介です。
毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、
国産初の交直流電気機関車として常磐線に投入されたEF80の、
寝台特急「ゆうづる」のヘッドマークを掲げた勇姿をお楽しみいただけます。
それではいつものようにパッケージを解いて、
奥底から第211巻の冊子を取り出しましょう。
巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。
1960年代に常磐線の電化が進み、上野から取手の少し先(取手ー藤代間)までは
直流電化、その先は交流電化となったため、交直流電車や電気機関車の投入が必要となり、
EF80形交直流電気機関車が誕生して、寝台特急「ゆうづる」の牽引でも活躍しました。
次のページをめくると、旧京王電鉄5000系の
さまざまなカラーリンクの写真が目に飛び込みます。
富士急行1000形・1200形の特集です。
内装の違いで二つの形式となっていますが、
どちらも京王電鉄の近代化の主役となった5000系電車の
譲渡・改造・改装による車両で、一時期は富士急行内で最大勢力を誇りました。
18m級3扉という構造は、地方鉄道で使いやすいことから、
京王5000系は他の地方私鉄にも数多く譲渡され、活躍を続けています。
更にページをめくると、今度は超レトロな電気機関車の写真に目を惹かれます。
鉄道院自ら製造した国産初の電気機関車、ED40形の特集です。
碓氷峠越えのアプト式区間の蒸気機関車の後継として投入された電気機関車です。
現在は10号機が鉄道博物館(大宮)に復元保存されていて、
2018年には国の重要文化財に指定されています。
このところ続いている「日本の鉄道の歴史」シリーズは、島原鉄道の特集です。
幾多の災害を乗り越えて営業・運行を続ける鉄道の歴史を辿る記事と写真が満載です。
現在も一日22往復が設定され、午前中には諫早行き急行も走り、
週末には車内で飲食ができる観光列車「しまてつカフェトレイン」も運行されています。
巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。
小田急電鉄ロマンスカーVSE_(50000形)の特集です。
都心のターミナル新宿と箱根や江の島といった観光地を結んでいる小田急は、
観光地アクセス特急を「ロマンスカー」と称して、豪華な車両を投入してきました。
そして2005年にはシルキーホワイト塗装でイメージを一新したゴージャスでグラマラスな
VSE=50000形が投入され、高い人気を博しました。
残念ながら2022年に定期運用からは外れて、2023年秋には引退となる模様です。
「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。




































