アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第210巻の紹介です。
毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、
同形式が重要文化財指定になった国鉄気動車の原点でもあり、
レトロな流線形で今もファンに根強い人気を誇る気動車、
江若鉄道キハ23形ディーゼル動車の雄姿をお楽しみいただけます。
ヘッダーは窓周りのリベットも再現されているNゲージ模型です。
それではいつものようにパッケージを解いて、
奥底から第210巻の冊子を取り出しましょう。
巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。
元は国鉄の流線形気動車キハ42000形だった江若鉄道23形軌道車は、
1964年に江若鉄道に移籍され、1969年まで活躍しました。
江若鉄道は琵琶湖西岸の浜大津と近江今津を結んでいた鉄道で、
1969年に廃止された非電化私鉄でした。
次のページをめくると、新型電車の写真が目に飛び込みます。
大阪環状線を走る新時代の通勤形電車323系直流電車の特集です。
東京の山手線と並ぶ大都市の中心域を周回する路線を持つ大阪環状線に、
2016年から待望の新型電車323系が導入されています。
長らく103系や201系のリニューアル車両でやりくりしてきた同線が、
一気にリニューアルされた印象があります。
首都圏の混雑とは状況を異にする関西圏の乗車率や
周囲の他線区からの乗り入れ車両も多く走っていることへの対応から、
4ドアではなく敢えて3ドアで登場したことも特筆されるでしょう。
更にページをめくると、日本で唯一の現役アプト式車両、
大井川鐵道ED90形電気機関車の特集です。
金谷から千頭を結ぶ同鉄道の大井川本線の更に上流側に敷設されている井川線は、
森林鉄道をルーツとする762mmのナロー規格です。
その路線の一部が新たに建設された長島ダムによって水没してしまうことから、
90パーミルを超える急勾配を擁する新線への付け替えが行われ、
その急勾配をクリアするためにアプト式が採用されたという訳です。
このところ続いている「日本の鉄道の歴史」シリーズは、旧北見相生駅の特集です。
1985年の国鉄相生線の終着駅=北見相生駅の木造駅舎は、
開拓地のシンボル的存在だったそうです。
今では、北海道東部を南北に貫く国道240号線にオープンした「道の駅あいおい」の近くの
白樺林の中に佇む保存施設となっているということです。
数量の車両と駅舎から往時を偲ぶことができるスポットです。
巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。
本号では、近畿日本鉄道の名阪特急などで活躍する最新特急車両、
80000系「ひのとり」の特集です。
近鉄特急の次世代の姿を目指して開発された、プレミアム感満載の特急専用車で、
早くも同社を代表する看板列車となっています。
「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。







