松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~ -22ページ目

松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に人生と社会を豊かにしていきましょう。~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!

2025年5月に北京現代音楽祭で初演された私の邦楽器作品の近作の紹介です。

 

昨年9月に私の勤務先大学=洗足学園音楽大学で、中国の現代音楽作曲家をお招きして、

日中交流演奏会が開催されました。それに対する答礼として、

今年は洗足学園音楽大学側が、邦楽器を中心とする演目をもって

中国を訪問することになりました。

 

(その演奏旅行はつい先日、5月16日〜20日に実施済です。

 レポートは別の記事シリーズでご紹介しています。)

 

この一連の国際交流の中国側のキーパーソンは作曲家の葉小鋼(YE Shaogang)氏で、

私と氏は1988年に香港で開催された《ISCM-ACL World Music Days 1988 Hong Kong》

で、ご一緒して以来の旧知の間柄というで、私がこの中国訪問のプログラム考案や

新作の作曲を担当することになったのでした。

 

日本の伝統楽器(邦楽器)の多くは、

古の時代に中国大陸から伝わった楽器を起源としていることもあり、

同属楽器が多く存在していますが、共通点はあるものの、

伝来以後の両国での発展経緯に大きな差異があり、

相当に異なる楽器や奏法に発展してきていると捉えることができます。

また、日本独特の時間感覚は、中国音楽のどちらかというと

メカニカルなケースが多い時間感覚とは異なる面が多いように思われます。

今回のこの作品の作曲に際しては、このような視点も含めながら、筆を進めた次第です。

 

 

♪♪♪ 松尾祐孝《たゆたいのとき》

      〜尺八、三味線、箏&十七絃、チェロの為に〜(2025)〜 ♪♪♪

 

    2025年国際交流企画/中国訪問演奏旅行初演作品

    初演奏者:尺八=神 令 三味線=染谷美里 

         箏&十七絃=吉原佐知子 チェロ=藤村俊介

 

    2025年5月17日(土) <北京現代音楽祭>@ 北京中央音楽院

           5月18日(日) 深圳市内ホール

 

♫ ♫ ♫「たゆたいのとき II」(2025) 作曲:松尾 祐孝(1959〜)

                        初演演奏会での解説文 ♫ ♫ ♫

 

この「Wandering Time II」は、私がこの演奏旅行のために書き下ろした最新作であり、

今夜、皆様に初演を披露できることをとても光栄に存じます。

音楽の三要素は必ずしも『旋律・リズム・ハーモニー』ではなく、

根源的には『音・時間・音を音楽と認識できる人間の能力』という

私なりの持論が大きく反映された音楽の進行を、

じっくりと感じながら聴き進めていただけるだろうか。

日本の伝統音楽が持つ独特の時間の認識、例えば全く音が鳴らない時間である“間”は、

“無”や“弛緩”ではなく、むしろ『真空のエネルギーに満ちた緊張した時空』で

あることなどを、この曲の進行から感じていただけると幸いです。                    

                               (記:松尾祐孝)

 

 

 

 

 

昭和の大横綱:大鵬に縁がある、私の地元に在る雪谷八幡宮(雪谷八幡神社)に、

 

今年も初詣に足を運びました。

 

 

東急・池上線の石川台駅に程近い、何気ない住宅地に佇む神社ですが、

 

なかなか広い境内と厳かな雰囲気を湛えた名刹です。

 

 

ドラマや映画にも再三登場しているスポットでもあります。

 

 

2026年が皆様にとっても素敵な一年になりますように!

2026年、令和8年が始まりました。皆様の今年のご多幸をお祈りいたします。

昨年2025年は《EXPO2025大阪・関西JAPAN》の開催で盛り上がりました。

私は、その万博にほぼ並行する会期で分散方式による全国展開で主催運営した

《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》の一環として万博会場内で開催した

【木の文化の音楽祭】があったため、大阪に何度も足を運んで、万博を満喫しました。

新年にあたり、このところその訪問記を回想しています。

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《EXPO2025大阪・関西JAPAN》真夏の訪問記 vol.4

〜空の広場/ポップアップステージ北〜

 

今日は、空の広場とポップアップステージ北の紹介をしましょう。

 

 

大屋根リングの最北点の内側に"空の広場"があります。

その北端に大屋根を背にする形で、ポップアップステージ北が設置されています。

 

 

ここでは、一般からの公募も含めたさまざまなイベントが実施されています。

 

 

昨日の記事でも述べましたが、現在開催中の国際木文化フェスティバル

《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》の一環としての【木の文化の音楽祭】を、

来る10月7日から9日の三日間の会期で、このポップアップステージ北で

開催することになっているのです。

 

 

まだ詳細は発表できませんが、初日(10月7日)は、

日本が世界に誇る邦楽器による演奏ステージを数多く披露する予定です。

 

 

その初日のオープニングは、現代音楽作曲家グループ <チーム百万石>の

五人の作曲家による雅楽三管楽器(笙・篳篥・龍笛)のための作品5曲が、

初演される予定になっています。

 

 

中日(10月8日)は、十+8=木となることから"木の日"(木材の日)ともされています。

この日の【木の文化の音楽祭】では、コロナ禍の間に(一社)日本木文化学会(JWCS)が

主体となって開催したWEB上での木文化国際コンクール

《ワールドウッドデー国際コンクール》の音楽系の部門二つ、

【歌曲創作コンクール】と【木製楽器・音具 創作コンクール】の

入賞作のお披露目や、世界のさまざまな楽器による演奏をお楽しみいただく予定です。

 

 

最終日(10月9日)は、洗足学園音楽大学と日本AI音楽学会との連携も得て、

現役音大生アイドルグループの出演ステージや

先進的な取り組みの研究成果の披露などが行われる予定です。

 

 

《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》の一環としての【木の文化の音楽祭】

来る10月7日から9日の三日間の開催に、どうぞご期待ください。

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第216巻の紹介です。

 

 

毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、

近代化初期の山手線で採用されたカナリアイエローを纏った103系通勤形直流電車の

先頭車、クハ103の赤羽線で活躍した当時の姿をお楽しみいただけます。

 

 

それではいつものようにパッケージを解いて、

奥底から第217巻の冊子を取り出しましょう。

 

 

巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。

山手線は新性能車投入当初はカナリアイエローの101系でしたが、

間も無くウグイス色の103系となった。また京浜東北線には、

スカイブルーの103系が投入された。

その山手線とは池袋駅で、京浜東北線とは赤羽駅で接続しる赤羽線は、

101系から103系に置き換えられつつ、両線と見分けやすく

カナリアイエローが採用されていました。

 

 

次のページでは、都心では見かけない通勤型電車の姿が目を惹かれます。

電化された相模線を走る個性派電車、205系直流通勤型電車500番台の特集です。

山手線などを長編成で席巻した205系を、単線非電化の郊外路線だった相模線の

電化に際して投入するために各種新基軸を盛り込んだ500番台が設計され、

4両編成13本が投入されて活躍しましたが、2022年中に引退となりました。

 

 

更にページをめくると、更にローカルな景色の写真が並んでいます。

京都丹後鉄道の一般形気動車のエース、KTR700形/KTR800形の特集です。

平成に開業した北近畿地方の第三セクター=北近畿タンゴ鉄道は、

2015年に新たな体制に移行しました。

北近畿タンゴ鉄道は設備を保有する第三種鉄道事業者となり、

鉄道の運営はWILLER TRAINSが第二種鉄道事業者として引き継ぎ、

鉄道の商号は京都丹後鉄道となりました。

その新体制発足と同時にデビューした軽快気動車をバースに開発されて投入された車両が、

KTR700形/KTR800形という訳です。

トイレ付きの700が9両、トイレ無しの800が3両、計12両の布陣で、

同鉄道の主力として活躍しています。

 

 

「路線と旅路」シリーズは、南海高野線の特集です。

山上と聖地と下界を結ぶ関西屈指の山岳鉄道の性格を持つ同線は、

特に橋本駅から終点の極楽橋駅までの間に標高92mから535mまで登り、

勾配だけでなく急カーブも連続する路線となっています。

そのため、同区間は17m級の車両が活躍する独特の線区で、

特徴的な車両が秘境的な雰囲気の山間を行き交っています。

 

 

巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。

本号ではJR北海道で特急「おおぞら」としてデビューした、

新世代新性能特急電車の嚆矢となったキハ283系の特集となっています。

気象条件や線路条件が極めて厳しい道東エリア向けに開発され、

1997年に「(スーパー)おおぞら」としてデビュー、以後「(スーパー)とかち」、

「(スーパー)北斗」にも活躍の場を広げていきました。

しかし、2022年中に全て定期運用から外れることになり、

主力の座を後継のキハ261系に譲っています。

JR北海道の高速化に大いに貢献したキハ283系も終焉の日が近づいています。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。

 

 

「復活」の次は「夏の交響曲」です。
一般的にはこの曲は単に「交響曲第3番」と呼ばれていますが、
私はこの「夏の交響曲」という副題に共感しています。

第1楽章は、破天荒な規模を持っていた「復活」のそれを
早くも凌駕して、演奏時間が30分を軽く超える壮大なものです。
ブラームス「交響曲第1番」終楽章のテーマを
変容させたようなホルンの彷徨から音楽は開始されます。
このトピックス主題がある分やや複雑に感じますが、
基本的には「復活」の第一楽章と同じ手順で構成
(ABABABAABAにほぼ準じる)されています。
但し、Bから導き出される行進曲的展開の部分が肥大化(M)していることと、
第二主題(B)の再現が行進曲的展開の回想の中に織り込まれていることを
見抜く必要があります。それを盛り込んで概略を記すと、
A→B+M(予兆)→A→B+M→A→B+M+A→A→M(Bを含む)+A となり、
大きく俯瞰するとABABABAABAを透視できます。
壮大な「夏がやってきた!」楽章です。

さて、後続の楽章を見ていきましょう。
復活と同じく、冒頭楽章を「第一部」として、
後続の楽章群を「第二部」として捉えることができるでしょう。

第2楽章がマーラー流のレントラー、
第3楽章がマーラー流スケルツォ、
第4楽章で独唱が導入されるという辺りまで、
確かに「復活」で辿った道筋を更にスケールアップしながら
トレースしていきます。
特に、スケルツォのトリオの部分とコーダの部分に登場する
ポストホルン(郵便ラッパ)のバックステージからの響きが
聴き手を屋外空間の感興に誘います。
(トリオが2回登場するという分析も成り立ちます。)

第4楽章から終楽章までは切れ目なく続けて演奏されます。
(そうしないケースも多々あるのですが、私は「けしからん!」と思います。)

第5楽章は、女声合唱と児童合唱が導入されて、
キリスト教の鐘の音を溌剌と印象づける異色のスケルツォという趣の音楽です。

第6楽章は、珍しい緩徐楽章調の終楽章です。
大きく俯瞰すると、ABABA+coda(A) という構成と考えられます。
そこに、第1楽章の楽想に基づくクライマックス(X)が組み込まれるので、
それを含めて記すと、ABX(予兆)ABXAXA となります。
作曲開始当初はこれほど大きな楽章にするつもりではなく、
更に第7楽章が続いて全曲を閉じる予定だったのですが、
この楽章が書き進められるうちに拡大して、遂にはフィナーレになったようです。
それにしても心暖まる音楽です。

この交響曲第3番は、最初の設計段階では、
第1楽章:パン(牧神)が目覚め、夏がやってくる。
第2楽章:牧場の花が私に物語ること。
第3楽章:森の獣たちが私に物語ること。
第4楽章:人(あるいは夜)が私に物語ること。
第5楽章:天使が私に物語ること。
第6楽章:愛が私に物語ること。
第7楽章:天上の生活(あるいは、子供が私に物語ること)。
という楽章配置と副題を予定していましたが、
第6楽章が拡大したので、第7楽章は削除されて
後の「交響曲第4番」の第4楽章(終楽章)に
転用されたという経緯があります。
最終的には各楽章の副題も削除されました。

壮大な第1楽章の音の饗宴にどっぷりと浸かった後に
花・動物・人間・天使・愛と、
第2楽章から第6楽章に向かって昇華されていく構成を
じっくり味わいながら、この曲は鑑賞したいものです。
マーラーの「自然交響曲」であり「愛の交響曲」であると、
私は思っているのです。

若い頃、この曲は私のマーラー交響曲の好みリストでは
必ずしも上位ではありませんでしたが、
次第に歳を重ねるにつれてこの曲を好きになっている自分を今は実感しています。
近年では、日本フィルハーモニー交響楽団の新主席指揮者、
カーチュン・ウォン就任披露演奏会のプログラムがこの第3番で、
終演後のカーテンコールは延々と続き盛り上がっていました。

私の仕事場のCDライブラリーに在る
レナード・バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィル(グラモフォン盤)の
ロマンの放出に勝る名演は未だに皆無かもしれませんが、
何年か前に聴いたチョン・ミュンフン指揮/NHK交響楽団の
演奏も素晴らしいものでした。

下の写真は、LP時代に聴いた私の所蔵盤です。
ジェームズ・レヴァイン指揮/シカゴ交響楽団
RCA / RVC-2254-5

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-マーラー第3・レヴァイン盤
長らく想い出を綴ってきた<007シリーズ>の記事も、
いよいよ第18作まで辿着きました。



###第18作=<トゥモロー・ネバー・ダイ>###
1997年 監督=ロジャー・スポティスウット
音楽=デイヴィッド・アーノルド
主題歌=「トゥモロー・ネヴァー・ダイ」
     シェリル・クロウ
ジェームズ・ボンド=ピアース・ブロスナン
ボンド・ガール=ミシェル・ヨー
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YouTube / トゥモロー・ネバー・ダイ (字幕版)
        MGMvodJP


この作品辺りからは、実際の我々の社会から
東西冷戦という状況は概ね払拭されて、
むしろ国歌単位に限らないテロリズムに対する
対抗策が重要視される時代になっていました。
ですから、映画のストーリーの設定も、
アメリカ・イギリス・ロシア・中国が絡みつつ
ターゲットは経済を絡めたテロを画策していた
イギリスのメディア王という設定になっています。
時代の推移を感じます。

また、アクションシーンの中にCGやFSXが
多用されるようになってきたのも、この頃からでしょうか。

ボンドカーとしては、再びBMWが登場(750iL)、
プライベートカーとしては変わらずに
アストンマーチンDB5が登場します。


今回は、BMWが登場するシーンを特集した
YouTubeをリンクしておきましょう。
BMW E38 ① 0.0.7 / トゥモロー-ネバー-ダイ [ 735 740 750 7er]

2024年秋に初演となった最近作の紹介です。

 

ここ5年ほどの間、私は音楽を木の文化の一分野と捉える活動にも身を置いています。
木の素晴らしさ、木に関わるさまざまな技術・芸術・伝統工芸などの多岐に渡る分野に光を当てて、
SDG'sにも深く関わる木、木材、森林についての認識を深める啓蒙活動や、
それらの持続的な育成や活用について研究や実践を展開している

IWCS(国際木文化学会)の活動を2019年に知るところとなり、
翌年にはその姉妹団体としてJWCS日本木文化学会の創設に関わりました。
 

一方で、30年程前から新しい音楽教育プログラムの研究や実践にも関わってきた私は、
音から音楽を紡いでいく集団即興創作による"音楽づくり"の意義と可能性にある種の確信を持っています。
音を音楽に紡いでいくという能力、必ずしも音階が整っていない音の群であっても、
それらの時間的な関わりを音楽と認識できる能力は、

人類にとって言語の獲得にも匹敵する素晴らしい能力であると考えられます。
 

"音具"は、正にそういった人類の根源的な能力の始原に関わる興味深い存在であると言えるでしょう。
この作品では、篳篥の持続音を時間軸の核として、そこにさまざまな音具がその特徴を発揮しながら即興的に絡み、
音が音楽として漂い始めるといったイメージの音楽の生成を目指すところとなりました。

 

♪♪♪ 松尾祐孝《たゆたいのとき》〜篳篥と音具による夢想〜 ♪♪♪

 

    初演奏者:篳篥=鈴木絵理 音具=新野将之 齋藤綾乃

 

使用音具:梓弓、牛鈴、虫笛、雨団扇、すりザサラ、レインスティック、シゴキ

 

・・・2024年10月12日(土) <音具百万石〜打つ悦び、擦る愉しみ〜>・・・

          15時開演 @ KMアートホール

     主催:チーム百万石  協力/音具提供:茂手木潔子

 

 

私はこの世に生を受けて以来ずっと、東京の城南地域に在る洗足池界隈に住んでいます。

 

江戸時代の浮世絵の江戸百景にも描かれていて(今でも江戸東京博物館で入手可能)、

 

幕末の時代の立役者の一人、勝海州が別邸を構えていたことでも知られる、

 

都内有数の心のオアシスだと私は思っています。

 

 

2026年の正月も、洗足池の散策と池のほとりに在る千束八幡宮への初詣に出かけました。

 

今年も頑張るぞ〜!!!

 

 

 

 

2026年、令和8年が始まりました。皆様の今年のご多幸をお祈りいたします。

昨年2025年は《EXPO2025大阪・関西JAPAN》の開催で盛り上がりました。

私は、その万博にほぼ並行する会期で分散方式による全国展開で主催運営した

《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》の一環として万博会場内で開催した

【木の文化の音楽祭】があったため、大阪に何度も足を運んで、万博を満喫しました。

一昨日から暫く、その訪問記を回想しています。

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《EXPO2025大阪・関西JAPAN》真夏の訪問記 vol.3

〜大屋根リング一周を開始〜さまざまなパビリオンの眺め〜

 

 

大屋根リングの屋上に上がった私は、ゆっくり一周歩いてみることにしました。

会場全体を俯瞰しながら個性的な外観を競っている数多くのパビリオンを観て回るには、

この大屋根リングの屋上は正にうってつけでしょう。

日が陰って夕方から夜になれば夜景も綺麗でしょうから、

絶好のデートスポットなるかもしれません。

 

上の写真はドイツ館、下の写真は韓国館です。

 

 

そして、空の広場(リングの最北点近くの広場)が見えてきました。

そこにある屋根付きのステージが、ポップアップステージ北です。

実はここを会場として、来る10月7日から9日にかけて、

目下全国展開で開催中の国際木文化フェスティバル、

《World Wood Day 2025 in Japan》の一環として

【木の文化の音楽祭】を開催することになっているのです。

その現場視察という目的も兼ねての今回の万博会場訪問でした。

 

 

ポップアップステージ北については明日の記事で多くの写真と共に紹介するとして、

更に歩を進めていきましょう。

 

 

ポップアップステージ北の周辺にもさまざまなパビリオンが在ります。

上の写真の中央は、モナコ公国館です。

下の写真は鮮烈な赤が目を惹いていたトルコ館です。

 

 

更にその奥の大屋根はタイ館でした。鏡を利用して面白い効果をあげていました。

 

 

ところで、この大屋根リングは、単なる平面の屋上ではなく、

基本的にやや低い内周部と高めの外周部があって、

その間を斜行する通路でところどころ結ばれていたり、

そうでないところは緑地帯になっていたり花畑になっていたり、

屋上庭園という面も見せていました。

 

 

また、その内周と外周と段差を利用して木組みの構造体の中に設られている

エレベーターや階段にアクセスできるようにもなっていました。

 

 

この巨大な構造は全て合成材の太い柱や梁で組み上げられています。

釘を使わない木組みによる工法は、日本の伝統建築の技術、

宮大工の技術の応用でもあるのでしょう。

 

 

明日はポップアップっステージ北を集中して紹介しましょう。

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第215巻の紹介です。

 

 

毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、

往年の名門特急「はと」のヘッドマークも誇らしげな

EF58形「青大将」の、流麗な勇姿を楽しむことができます。

 

 

それではいつものようにパッケージを解いて、

奥底から第215巻の冊子を取り出しましょう。

 

 

巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。

東海道本線の往年の名門特急「はと」の先頭に立ったEF58形直流電気機関車の特集です。

「つばめ」と「はと」は、淡緑色の専用色をまとった機関車と客車に統一されて、

昭和31年からEF58形を先頭に、編成美を誇りながら疾走したのでした。

 

 

次のページでは、雪景色の中を走る都会的なステンレス車両の写真が目に飛び込みます。

長野電鉄の3500系・3600系の特集です。

この車両は、東京の営団地下鉄(現 東京メトロ)日比谷線の初代車両、

3000系電車に譲渡を受けて、改造して導入した者です。

おでこが大きい独特のスタイルから"マッコウクジラ"のニックネームで親しまれました。

長野電鉄では、2両編成が3500系、3両編成が3600系とされました。

最盛期には2両編成14本、3両編成3本が揃いましたが、今では引退が進んできています。

 

 

更にページをめくると、今度は軽快気動車の写真が並んでいます。

岐阜県内の国鉄垂水線を第三セクター化した樽見鉄道のハイモ330-700形の特集です。

ハイモという形式名称が珍しい存在でもあります。

同鉄道の最新形式で、3両が在籍していますが、

その内の1両は観光列車用に改造されて、訪れる人々を楽しませてくれています。

 

 

「日本の鉄道の歴史」シリーズは、室蘭本線支線の特集です。

特に、東室蘭から室蘭港までの区間は、

北海道屈指の工業都市を支えた良港を巡る産業路線でした。

しかし、町の発展と衰退の中で姿を変えてきた歴史を、

保存されている旧室蘭駅舎が今に伝えています。

現在では、東室蘭ー室蘭間は、地域輸送の支線になっています。

 

 

巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。

本号では、JR東日本「おいこっと」の特集記事となっています。

飯山線を走る観光列車で、土休日を中心に長野ー十日町間を往復しています。

普段は一般の列車としても運行され、出会える機会が多い嬉しい存在でもあります。

種車はキハ110系で、窓と窓の間のピラー毎に沿線をイメージしたアイコンが描かれていたり、

ツートーンの塗装の塗り分けが極めて繊細であったり、なかなかの存在感があります。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。