2023.12.31 111時11分

(2024.1.4)記

 

航空機事故によりペット論争が起きている。
だからなのだろうか、

久々にペットのユメを見た。

インコが早くオリから出して遊んでくれ

と訴えている。

私の姿を見ると止まり木を

左右に素早く移動したり

オリのゲージを駆け上りながら

盛んに声を挙げてアピールするのが常だった。


団地住まいなので犬猫は飼ったことはない。
近所にはルール違反で

飼っている人は必ずいるけれど。
吠える声を聞くと微笑ましい。

犬連れで散歩の人も多い

母は何故か犬には人気があって

良くじゃれつかれて嬉しそうだった。

ああいうのも良かったんだよ。

センモンカには一生分からんやろが。


犬と違って猫はフリーで
ベランダを荒らされたこともあったが
文句を言ったことはない。
ただ私は飼わないだけ、飼うのは小鳥のみ。
 

もう20年前に死んでしまったが
もっとも印象に残ったのは手乗りインコ。

ブログアドレスのpeterは

このインコの名前、
ほぼ10年生きた。私がいるときは
鳥かごから出すことも多かった
割と自由な方だったとは思う。


しかしやっぱ人間のエゴだよなぁ。
自分がクマやライオンに飼われて
普段はオリに閉じ込められて

生活しているとしたら
いくら可愛がっていてもエゴ。

手乗りインコって特にそうだ。

小鳥の刷り込みを利用して

産まれた瞬間に手を見せて

親と思い込ませるのだから

究極のセンノーである。

今飼っているのはおもちゃの犬。

おしゃべりダッキー。
母用に買ったが、家からいなくなったので
今は私と一緒。

一年前までは母と一緒だが

持って行けるような状態じゃ

なくなってしまった。


犬は可愛らしい声で

ポツポツしゃべる。


「ボクはサヨナラよりも
またねって言う方が好きなんだ」

ふんわりした犬の言葉だが

気持ちがとても良く分かる


サビシイアラカン、
おすそわけも上手くイカンし
ぼっちだが他愛ない言葉に
癒やされてる感じはする。

 

一頭目は白。

故障したので修理せず

今は二頭目の茶色。



 

新バージョンは色々変更しているが

一頭目の方が認知症には良かったね。

操作が複雑になって

自然には歌を歌わなくなっている。

 

さて、例によって

長いマクラだったがw

タイトルに移ります。

 

★藤子F不二雄さんのSF

ミノタウロスの皿

 

宇宙探索をしていた主人公が

ロケットの故障で

ある星に不時着したら

そこは地球でいうところの

牛が支配している星だった。

人間にみえる生き物は家畜で奴隷で

「ウシ」と呼ばれている。

なまっているのでウスと聞こえる。

 

年に一度のお祭りでは

地球人から見ると一番の美女が

生け贄にされ食べられてしまう。

それを知った主人公は

人間の目からは牛に見える大臣に

それが如何に残酷なことかを

長時間熱弁を奮うのだが

 

『はて、あなたは結局

何を言いたいのですか』

 

全く通じない。

 

この4年で、この主人公と

同じような気分を味わわされたな^^;

リアルでタイサクの理不尽を

訴えたところで

この牛の大臣と殆ど同じ

『何を言われているのか

良く分からない』

ってハッキリ言われたしなw

 

ある種の価値観に縛られると

話って全く通じなくなる。

センノーはオソロシス

 

この主人公はロケットが直ったら

地球に戻れば良かったが

アホのサタンは

一体ど~したら良いのだろうw

いくらアホでも

牛の支配する星

このまま止まりたくはねぇな。

 

牛の大臣たち

勿論マッドサイエンティストよりは

賢い牛や謙虚な梟の

意見を尊重したいけどね

 

確かにこの支配者たちは奴隷ではなく

ペットのように

我々を愛でているのかも知れない。

しかしよくよく考えればエゴに過ぎず

手乗りインコのような

刷り込みも混じってるのだろう。

もっと自由で幸せな世界があることに

気づいた方が良いかもよ。

医原病