8/13 試合終了後 送信

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(8/15 11:00現在15)

 

梅野捕手。

今期前半は不調とは言え

ブロッキングは健在。

捕手シーズン123補殺の日本記録保持者

(※間違えた記述が多いが

補殺 は 捕殺ではない左差し

アシストアウト

アシスト「補」の邦訳)

 

このスゴサはもっと評価されて然るべき。

守備不安のあった投手(例えばドリスや青柳)

を助けた守備もあったが

第3ストライクとなる打者が空振りした

ワンバウンド投球を

一塁に送球し補殺する場面も多かった。

動物的、敏捷な動きに加えて

これは梅野のブロッキング技術の賜とも

呼べる大記録なのだ。

 

才木などのフォークボール使いには梅野

安心して投げられるだろう。

歴代でも秀でているのだから

当然チームにとって存在は唯一無二

替えが効かない存在である。

 

本日5回裏、左手首に死球、骨折。

今シーズンの出場が難しくなった。

この時期の離脱は

何より彼にとって気の毒。

最近打撃状態が上向いていただけに

極めて残念。

 

しかし今回の骨折は彼の状態が

好調だったからこそとも言えるんだよね。

今日の試合もヒットに犠飛

内容も佳かった。

問題の第3打席も

散々粘ってカウントを整えた末

踏み込んで打ちに言ったところ

投手の投じたボールは逆球で

左手首に命中。

これは状態が上向いているからこそだよね。

状態が悪いときの梅野だったら

5球目か6球目かで三振している。

これが勝負のアヤ。

 

デッドボールの投球

7球目捕手の構えは外だった

投手の投げ損ねを

踏み込んで打ちに行った結果

キビシイ内角攻めではない

上述したとおりのアヤ

不運だったとしか言い様がない

これが配球チャート、外中心で

7球目も外要求の投げ損ね

 

監督さんは露骨ではなく

暗に相手を批判していた。

結構強い口調ではあった。

内角攻めは事実とは異なり周囲も

それに反応したスワローズを責める

コメが多くなってるが

これはチームを率いる指揮官として

梅野の無念を考えれば当然じゃないかな。

一方で冷静さも失っていなかったよ。

 

少し前を振り返ろう。

近本の骨折は確かに残念だった。

私は何度も強調するが

彼がタイガースを変えた救世主と

考えていたので悔しさも募るばかりだった。

しかし、チームはこれを奇貨とした

三番森下の定着。

これは近本離脱時点で予期した人は

まずいなかったはずだが

そのチャンスを一気に活かした

逞しき若手がいた。

故障前打率を落とし気味だったが

復帰後の近本は絶好調だし

チームとしてはむしろ佳かったとも言える。

 

強いときは得てしてこんなもの。

敢えて流行語を使うのなら

これこそを『流れ』と言う。

梅野離脱は確かに痛い。

岡田監督の仰る通り「補充」は出来ても

替えは効かない。

 

しかしこの『流れ』だ。

きっとこのチャンスを活かす

選手が現れるはずだ。

七回表、捕手は梅野ではない

されどいつも通りきっちり

フォークボールを抛りきって

山田哲人を三振に取った

加治屋蓮をみてそう確信したな。

 

梅野捕手もポストシーズンで

またあのブロッキングが見られることを

待っています。