上矢印記事にコメントしていたら

思い出したので過去記事を

ageてみます。

 

2021年7月31日

★囚人のジレンマ

 

共同で犯罪を行ったと思われる2人の囚人A・Bを自白させるため、検事は囚人A・Bに次のような司法取引をもちかけた。

  • 本来ならお前たちは懲役5年なんだが、もし2人とも黙秘したら、証拠不十分として減刑し、2人とも懲役2年だ。
  • もし片方だけが自白したら、そいつはその場で釈放してやろう(つまり懲役0年)。この場合黙秘してた方は懲役10年だ。
  • ただし、2人とも自白したら、判決どおり2人とも懲役5年だ。

なお2人の囚人A・Bは別室に隔離されており、相談することはできない状況に置かれているものとする。

 

※以上、wikiより拝借

 

この時囚人はどう考えるか

1.もう一人の囚人が黙秘と仮定した場合

自分が黙秘した場合は懲役2年

自白した場合は釈放だから

自白を選ぶ。

2.もう一人の囚人が自白と仮定した場合

自分が黙秘した場合は懲役10年

自白した場合は懲役5年だから

やはり自白を選ぶ。

 

どっちにしても自白になるのですね。

 

よって右下マスの双方懲役5年に

収束することとなる。

 

ここで双方の懲役を合算してみよう。

左上は2+2=4年だが

それ以外は10年となる。

 

つまり全体の利益としては左上

双方黙秘が最も高くなるわけだが

決してそうはならないという矛盾。

 

各々が疑心暗鬼で自分にとって

最適であろうという行動を選択した結果

社会全体には利益をもたらさない

こともあり得るし

自分自身も損をしかねないということ。

 

今まさに社会全体で起こっていること

じゃないかと私は疑っています。

今回の場合、自己の利益=保身

と置き換えても良い。

 

★同調圧力の正体

例えばマスク。

これって殆どの場合

他者の目を気にしているだけではないのか。

※自分軸で見た単純化した利得表

 

他者の行為がどうであろうが

自分マスクは「叩かれない」から

マスクをつけているだけ

実はこれが大多数ではないか。

 

この表は極めて単純化している。

因子は「叩かれる」だけ。

これだとwikiの囚人のジレンマの如く

左上が社会にとっての最大利益で

あることは示していない。

 

複数要因が絡むカオスなので

それを数値化することは抑も難しい上

極めて恣意的で、エライひとたちが今

されているのと全く同じになってしまうから

絶対にしませんw

一応は効果についての疑義は呈しておきます。

 

 
このデータに基づきある程度数値化する事は出来て
どう考えても左上が最大利益と言うのが私の感想。

 

一度立ち止まって

考え直したらどうだろうか。

抑もマスクの効果ってなんですか?

具体的に数値で示されたことがありましたか?

何となく効果があると

思い込んでいるだけではありませんか?

 

マスクのデメリットって考えたことありますか?

デメリットのいくつかは容易に想像つくでしょう。

もしメリット以上にデメリットがあったら

右下は社会全体にとって実は最悪解

左上こそ最適解になるわけですが

その可能性を考えたことってありますか?

 

もし効果が専門家の指摘ほどでなかった場合

左上は少なくとも開放感が得られるよなぁ

くらいは直感できると思いますw

 

左上こそ最適解なのに

右下と錯覚させられているだけ

の可能性は あ~りませんか?

 

ここまでは百歩譲って極端としても

右上や左下、つまりつける人と

つけない人が混在した状態が最適

個人個人で利益とリスクが異なるので

マスクを全員に強制するデメリットが

確実に存在することくらいは

せめて想像が付かないでしょうか。

 

保身、保身、保身

これはマスクだけではありません。

おそらく知識人、あるいは医学関係者の中でも

今の対策に違和感を抱いている人は多いはずです。

では何故声を挙げないのでしょうか。

 

要するに、同調圧力、保身でしょう。

疑義を呈すると、その社会から

爪弾きにされるからではないですか?

 

※自分軸で見た単純化した利得表

 

今回の騒動の場合

発言しない、黙秘こそが社会全体の最適解を

阻んでいる可能性がありませんか。

 

今は黙秘&黙秘で表の右下にいる状態

少しでも左上に移行すると

光が射すのではないか。

 

例え少数派でも違和感を抱いている人が

もっと声を挙げれば状況は一変するはずです。

 

巨人の星はいいけれど

自分の気持ちを偽った

嘘人の保身はあきまへん。』

 

見て見ぬふりは最大の罪です。

各々が表の左上「少し叩かれる」

少しだけ負担を背負い

勇気を持って発言すること、行動すること

そこにこそ光明を見出せそうです。

 

グレシャムの法則vsパレートの法則

悪貨は良貨を駆逐するvs2:8の法則

 

2割が声を挙げさえすればビックリマーク

 


 

ついき

これは軍拡にもそのまま当てはまっています。

相手が軍拡であろうが軍縮であろうが

軍拡にメリットがある

思い込んでいるのです。

と言うことは、本音は相手をねじ伏せる為

使うための武器なのです。

これが『核先制攻撃症候群』です。

少しでも軍縮にメリットがあると勇気を

持てればいいのですが、

そうではないのが現状です。

 

国連事務次長として核軍縮に取り組まれている

中満泉さんのお言葉。

 

『核軍縮を進めることが彼らの安全保障にも

プラスであることを論理立てて

きちんと説得することが出来なければ……』

いくらきれい事を並べたところで

これなくして

『血を吐きながら続ける悲しいマラソン』は

終わらないのです。

 

出でよ、偉大なる思想家!