5/15(wed.)
★昨晩(5/15 wed.)のplay list〜♪
“Heartworn Highways” (DVD◎)
*同名映画サウンドトラックLPを記した当blog記事♪
David Blue/Nice Baby And The Angel
David Wiffen/Coast To Coast Fever
Rick Roberts/She Is A Song
米西海岸カントリー・ロック・グループ “草分け”「The Flying Burrito Bros. (以下「FBB」)」”二代目” 看板メンバーで知られるSSW「Rick Roberts」’73年ソロ2作目LP “She Is A Song”♪
‘70年「FBB」創設者「Gram Parsons」脱退後、その後釜に当時全くの無名だった新人SSW「Rick Roberts」がフロントマンとして大抜擢された新編成での ‘71年3作目 “The Flying Burrito Bros” がリリース、以後 ‘72年2月グループが解散する迄「Rick Roberts」は「FBB」 “看板” を背負って活動のち、同年 (‘72) 9月初ソロ・アルバム “Windmills” を経てその翌年 (‘73) にリリースされた本作は、「FBB」に引き入れた “同志”「Chris Hillman」によるプロデュース、その「Chris」が「FBB」脱退後 ‘72年に「Stephen Stills」と結成した「Manassas」メンバー「Paul Harris (p/org)」「Al Perkins (steel g)」「Joe Lala (perc)」や「FBB」と並ぶ米西海岸カントリー・ロック・グループ「Poco」ドラマー「George Grantham」らによるベーシック・バンドとともに、コロラドにてレコーディング (と云えば、先の「FBB」’71年作収録「Rick Roberts」作名カントリー・バラッド ‘Colorado’ が即座に過ぎります. . .)♪
♪上述した本作へ至る「Rick Roberts」関連諸作LPを記した当blog記事数種リンクしておきます↓
*“The Flying Burrito Bros” (‘71) FBB’s 3rd.
*“Windmills” (‘72) Rick Roberts’ 1st solo.
*”Live In Amsterdam” (‘73) FBB’s Live 2LPs recorded Dutch Tour in ‘72.
先の「FBB」解散後欧州での人気を受け「Rick Roberts」が米西海岸ブルーグラス/カントリー・ロック・グループ「Country Gazette」メンバーとともに「Hot Burrito Review」として「FBB」再編ツアーを敢行した際の ’72年オランダ公演を収録した欧州のみリリースのライヴ2LP♪
back cover with credits on Rick Roberts photo.
US original LP (‘73/A&M SP-4404).
Rick Roberts’ biography promo sheet from “A&M” Records.
店在庫分には、「Rick Roberts」経歴や本作ライナーノーツ記載2枚綴りバイオグラフィー・プロモ・シート封入♪
♪〜’Westwind’ (written by Rick Roberts)
personnel on this album: Rick Roberts (vo/g/chorus) with Paul Harris (p/org/ARP synthesizer), George Grantham (ds/chorus), Al Perkins (pedal steel g), Kenny Passarelli (b), Joe Lala (congas/perc) and additional musicians: Joe Walsh (slide g on B-1/ARP programming), Chris Hillman (b on A-4, B-5/chorus), Joe Vitale (ds on this track, B-1/flute on A-2), Rusty Young (dobro on B-5), Steve Fromholz (b/vo on A-3, B-2).
produced by Chris Hillman.
recorded at Rocky Mountain Recorders, Boulder, Colorado.
イントロから「Joe Lala」によるファンキーなコンガがグルーヴィーに弾け、爽快感に満ちた「Rick Roberts」のハイトーン・ヴォイスが炸裂するまさに 70’s 初頭ウエスト・コースト・ロックを象徴するようなサウンドが軽快な冒頭↑リンク曲♪
♪〜’She Is A Song’ (written by Rick Roberts)
「Joe Vitale」によるフルートの調べがクールに響くメロウな↑表題曲でののちの “AOR” 的サウンドをかなり早い段階で先取りしたようなムードは、翌年 (‘74)「Rick Roberts」が新結成するグループ「Firefall」でのソフト&メロウ路線カントリー・ロックへと連なっていくワケですね. . .
♪〜’Four Days Gone’ (written by Stephen Stills)
「Buffalo Springfield」’68年最終作 “Last Time Around” 収録「Stephen Stills」作ナンバー (こちら♪) カヴァー♪ アーシーな原曲のムードに「Rick Roberts」らしくメロウな質感を加味、しっとりとしたカントリー・バラッド解釈が実に見事. . .
♪〜’Sweet Maria’ (written by Rick Roberts)
聴けば直ぐソレと判る「Joe Walsh」によるスライド・ギターが唸りを上げる (弾いている姿が浮かぶフレージングw!) “アップテンポ” カントリーR&Rナンバー♪ 同時期米西海岸ロック系アルバムB面1曲目には、こういうタイプの “ノリ” が良いナンバーが収められているコトが多いような気がします^^
♪〜’She Made Me Lose My Blues’ (written by Paul Siebel)
本作にはカヴァー楽曲がほかに↑リンク米フォーク・ブルーズ系SSW「Paul Siebel」’70年初作 “Woodsmoke And Oranges” 収録ナンバー (こちら♪) がもう1曲♪ オールドタイミーな原曲の軽快さを活かしたカントリー・ロック解釈がコレまたナイス!
♪〜’Glad To Be Goin’’ (written by Rick Roberts)
アルバム最終〆は、「Poco」の「Rusty Young」による “唄伴” ドブロ・ギターのフレージングが終始印象的に響くフォーキー・ナンバーで、同じく「Poco」の「George Grantham」と本作プロデューサー「Chris Hillman」がハーモニーでバックアップ♪
「Rick Roberts」のヴァラエティに富んだ作風・音楽性を 70’s 初頭米西海岸ロック・マナーで見事に結実させた力作!
前年 (‘72) ソロ初作共々とてもクオリティ高いですね♪
Jackson Browne/Late For The Sky
The Youngbloods/Good And Dusty
*”♪昨夜のplay list〜♪” フル写真↓
*当blog関連記事があるタイトルはリンク、併せてご覧くだされば!↑
「Phoe〜be」今晩(5/16 thu.) 19:00〜 営業致します!
今宵もエエ音たんまりで楽しく呑りまショ〜!♪
皆様のご来店心よりお待ちしています。
Folk Rock Bar “Phoe〜be”