9/28(thu.) play list〜♪ | Folk Rock Bar "Phoe~be" blog

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大阪ミナミ・アメ村の Music Bar「Folk Rock Bar "Phoe~be(フィービー)"」店主の日記?!

9/28(thu.)


★昨晩(9/28 thu.)のplay list〜♪


Dan Penn/Prodigal Son

Dan Penn/Unheard Demos

Dan Penn And Spooner Oldham/The Complete Duo Recordings (“The St. James’s Church Concert” DVD)

James & Bobby Purify/Self Titled

Dan Penn And Spooner Oldham/Moments From This Theatre: Live

Dan Penn/Do Right Man


Marc Benno/Self Titled

米スワンプ・ロック系シンガー・ソングライター好きには “S” 定番ミュージシャンであろうSSW/ギタリスト「Marc Benno」が 70’s に “A&M” レーベルよりリリースしたソロ名義4作品のLPは何れも大好物中の大好物で何かにつけてレコードを引っ張りだすコト多々. . . 

そんなワケで昨夜は ‘70年ソロ1作目LP “Marc Benno” を改めてじっくりと〜♪


‘47年テキサス州ダラス生まれの「Marc Benno」は 60’s 後半LA周辺のセッション・ミュージシャンとして活動する界隈で知り合った「Leon Russell」と 60’s 終盤にスタジオ・レコーディング・デュオ・グループ「Asylum Choir」を結成、’68年サイケ風味フォーク・ロック・サウンドが主体の1作目 “Look Inside The Asylum Choir” (Smash) をリリース、その翌年 (‘69) ルーツ・ロック寄りにシフトした2作目 “Asylum Choir II” 録音 (リリースは「Leon Russell」がソロ・アクトとしてブレイク後の ‘71年 “Shelter” レーベルより) を経て、「Leon Russell」「Marc Benno」は両者共に ‘70年セルフ・タイトル・アルバムで其々ソロ・デビュー . . . 


当時の米英ロック・ミュージシャンたちの間でのある種 “トレンド” だったアーシーなルーツ・ミュージック志向の音楽性は「Leon」「Marc」双方ともに多分に共通するモノの、そのムーヴメントの中心的存在だった「Leon」デビュー・アルバムでの英国ロック・スターたちも多々参加した豪華さからすると、所謂 “LAスワンプ” 界隈の “職人” セッション・ミュージシャンたちとともに仕上げられたこの「Marc」デビュー・アルバムはかなり “地味渋” ながら聴けば聴くほどその味わい深さが増すような一枚でしょうね. . . 無論このLPを入手した約四半世紀前に聴いていたときからお気に入りやったケド、経年した今の耳で聴くとやっぱ “たまらん度合い” がさらに上がってグッとクるんよね〜!


back cover.



US original LP (‘70/A&M SP-4273).


♪〜’Good Year’ (written by Marc Benno)

personnel on this album: Marc Benno (vo/g/p) with Booker T. Jones (p/electric p/org), Ry Cooder (bottleneck guitar), Jerry McGee (g/dobro), Jerry Scheff (b), Jim Horn (sax/flute), Jimmy Karstein (ds), Sandy Konikoff (hambone), Rita Coolidge/Priscilla Coolidge (back vo).

Produced by David Anderle.


軽快かつレイドバックしたアーシーさが絶妙なアルバム冒頭ナンバー♪ (ソロ・) デビュー作にして何とも肩の力の抜けた唄と演奏ぶり. . . このカンジがたまらんのよね〜!


そして何を云うてもたまらんのが、バック・ヴォーカルで本作参加「Rita Coolidge」が翌年 (‘71) 同じく “A&M” レーベルよりソロ・デビュー後のアルバム数作にわたり採りあげていく「Marc Benno」作楽曲群の作者本人ヴァージョン数曲が収録↓


♪〜’Second Story Window’ (written by Marc Benno)

「Rita Coolidge」ヴァージョンはこちら (‘71年1作目 “Rita Coolidge” 収録)♪


♪〜’Family Full Of Soul’ (written by Marc Benno)

「Rita Coolidge」ヴァージョンはこちら (‘71年2作目 “Nice Feelin’” 収録)♪


♪〜’Nice Feelin’’ (written by Marc Benno)

「Rita Coolidge」ヴァージョンはこちら (‘71年2作目 “Nice Feelin’” 収録)♪


もうこーゆーのんは理屈抜きで聴き手の琴線に触れてくるからこそ、グッとクるんやろなぁ〜!

いやぁ、いつ聴いてもたまらな過ぎてソレを形容する語彙が無くなってしまうわ〜^^♪


*〆に「Marc Benno」”A&M” レーベルより本作のちリリースされた3作品LPを記した当blog記事をリンクしておきます♪↓


♪”Minnows” (‘71) 2nd

♪”Ambush” (‘72) 3rd

♪”Lost In Austin” (‘79) 4th


♪. ♪. ♪. ♪. ♪.


Rita Coolidge/Self Titled

Leon Russell/Carney


*”♪昨夜のplay list〜♪” フル写真↓

「Dan Penn」&「Spooner Oldham」来日大阪公演いよいよ明日 (9/30 sat)!直前重点選盤絡めつつ〜♪ うぉ〜ッ、楽しみや〜^^

*当blog関連記事があるタイトルはリンク、併せてご覧くだされば!↑


「Phoe〜be」今晩(9/29 fri.) 19:00〜 営業致します!

週末 “TGIF” ナイト〜!

今宵もエエ音たんまりで楽しく呑りまショ〜!♪


皆様のご来店心よりお待ちしています。


Folk Rock Bar “Phoebe”

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