経験は活きてくるから、最後まで戦うことが重要 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

共通テストまであと111日となりました。

もうこの時期にくると、高校3年生の中には諦めムードの生徒も出てくる。どう頑張っても現役で志望校に合格することは無理だと悟ってしまう人もいるだろう。

 

そんな人がこれから先どうするべきなのか?私ならば、このようにアドバイスする。

 

たとえ無理でも、現役合格に向けて精一杯努力する。

 

ここから先、高校3年生は目覚ましい学力の伸びを魅せます。無理だと思っていても、とてつもない奇跡的な進歩が発生して、うまくいってしまうかもしれません。ボーナスステージの最中ですから。周囲の人の客観的な予想なんて覆すことはたくさんあります。

まずは、一生懸命にそれに賭けてみる。

 

それでもやはりダメかもしれません。しかし、最後まで諦めずに勝負した経験は来年に繋がるでしょう。きっと来年には志望校の門を開くことができます。

 

でも、悪魔は囁いてきます。

「高校生活も残り少ないのだし、どうせ浪人したらたくさん勉強しなければいけないのだし、今のうちはエンジョイしてしまった方がいいよ」

この誘いに乗ってしまうような自分であれば・・・悪いことは言わない。

現役で入れる大学にどこでもいいから入ってしまった方がいい。

 

こういう場合の結末はいくつも知っている。知りすぎているほど知っている。

これが医学部志望者である場合には・・・多浪への入り口となる。拗らせ医学部受験生がイッチョあがり。自分がそうならば、是非、幾太郎のところに来てください。これから長年にわたり、幾太郎の給料を支払ってもらえるように、お父さん、お母さんにお願いしてみましょう。


これが医学部以外の志望者である場合には・・・結局浪人しても、勉強の波に乗ることができないので、浪人のあと志望校から3ランク下の大学に進学することになる。河合塾の偏差値表をみてほしい。志望校の3ランク下、偏差値は7.5下、まあそんなところがあなたにはお似合いだ。

 

これから始まるボーナスステージの4カ月、それを棄ててしまう人が栄冠を掴めるはずはないだろう。

 

受験の栄冠だけではない。人生において、努力を要すること、たった4カ月努力できない人に栄冠は輝くはずはない。

そんなあなたを見て、未来のあなたは何と言うだろう。

 

これから4カ月で、あなたの人生は決まってしまうのかもしれない。本当に決まってしまうのであろう。


いくた