この話を強引に東海地区の受験に当てはめると・・・
南山女子(日能研R61)か滝(R60)を志望していた持ち偏差値53の女の子が、愛知淑徳(R51)の方が志望度が高くなったということかな。そう考えるとよくあることです。
偏差値に振り回されず、ちゃんとそういった検討のできる御家庭は素晴らしいと思います。本人もお母さまも、偏差値に付帯する名誉ではなく、青春時代を過ごす大切な学び舎として、学校選択ができること・・・賢い選択でしょう。
でも実はなかなかこういった選択は東海地区では難しいんですよね。学校数が少なくて選択の自由なんて殆どない。
今年度は、私の妹の娘も受験生になっています。母親には学校ごとの特徴をしっかりと伝えることにしています。噂に聞く内容と、実際に生徒に接していて感じる内容は、異なってくることも多いのですよ。
今の時期は、各高校の進路指導の先生との面会をしているところなのですが、学校を訪問してみるとそういった風を感じます。
例えば・・・東海と南山男子は、
同じく名古屋市内で、
同じく男子校で、
同じく宗教系で、
同じく割と自由な風の学校として知られていますが、
その内容は全然違うので、子供のタイプによっておススメできるかどうかが異なっています。
そして、偏差値の話に戻りますが、夏を過ぎると偏差値が大きく変動することがあります。上の記事にもありましたが、現状での持ち偏差値なんてあてにならないものです。
残り200日となりましたが、大逆転勝ちも大逆転負けも、全然あり得るのが、この恐ろしい受験の世界です。
いくた