先週の日能研の単元は、食塩水の濃度の特集でした。
この分野は、面積図や天秤算を使い、比を活用して解かねばならない問題もあります。生徒によっては、これが理解しにくい人もいるのですよね。塾で一生懸命に聞いてきたのに、5%の食塩水と7%の食塩水を混ぜると必ず6%になってしまう人もいます。
食塩水の濃度の分野は、東海地区の中学入試では、あまりたくさんは出ないのですよね。東海中学や南山女子の問題には、最近10年以上は問われていないと思います。他の中学では出題されることはありますが、比の活用を必須とする問題は本当に少ないと思います。ですので、面積図や天秤算は多くの場合に使わないのです。
食塩水の濃度を加重平均として求める前提で面積図や天秤算を使うのですが、その考え方は中学以降ではあまり使いませんから、それほど重視する必要がないと思われているのでしょう。
食塩水を何度も混ぜる問題がありますが、あれは東海地区ではあまり見かけない問題です。
いくた
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