予備校の先生というのは何が仕事なのかってことですが。
皆さんのイメージでは、授業をするのが仕事な感じがしますよね。
私も大手予備校の教壇に立っていたことがあって、その時にはもちろん授業が仕事でした。
今も予備校の講師という肩書ですが。少人数制のクラスの場合には、授業というのは単なる仕事道具でしかないのです。授業をすることが本質ではなく、生徒を指導することが仕事です。
生徒の中には、医学部入試を甘く考えている人もいます。普通の高校生がそのまま卒業して、普通に大学に入学していくことは何も問題ありません。大学進学率は非常に高いものですから。
しかし、私が身を置いているのは医学部受験をメインとする世界です。普通の高校生では何ともならない世界です。もともと学力が高い人々が不断の努力でその扉をこじ開けていく道です。そんなところに普通の高校生が立ち入ってしまったら私はどうするべきか。
まずはこの世界の厳しさを教えてあげないといけない。多少の努力では何ともならないこと、本当に高い次元の能力が問われていること。
医学部生にする前に、受験生にしないといけない。受験生にならないとこの世界ではやってはいけない。
大学生になりたいだけならば、今の世の中では受験生になる必然性はない。名前書けば入れてくれる大学はたくさんあるし、そういった大学でも目的意識を強く持ち、自己研鑽に励めば、未来は拓けてくる。
ただ難関大学に入りたいならば、受験生にならないといけない。受験生でもない人が浪人してはいけないよ。それでは人生詰んでしまうから。
いくた
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