2004年に学習指導員になってから今までに指導した生徒は少なくとも100人はいる。(予備校の生徒は除く)だから指折り数えることはできないが、名前を見返すと全て思い出される。
どんな学習状況で、どんな指導をして・・・そしてどんな結果であったか。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
平戸藩主、松浦静山の言葉。
しかし、敗因が見つからない戦いもあるんだよね。
かつて、東海地区Σ王朝の全盛期、生徒も今よりずっと多い頃、その男の子は常に50位くらいだった。普通に考えればT&Tなんて余裕で合格だろう。野球少年で体力もあり、精神的にも大人な感じ。過去問対策もしっかりと積んで盤石の横綱相撲は確実であった。
しかし、信じられないことではあるが、その生徒はT&Tを両方落としてしまうのだ。
その頃私は、五分五分の戦いであったら、多くで勝つことができていた。だから信じられない結果に愕然とした。
その時から敗因をずっと考えているのだが、結局私には分からないのだよね。ずっと分からないまま。
でもそういうのが受験だから。
先日、二月の勝者の作者の方の記事を書いたのだけれども、漫画の中にその答えかもしれないことが描かれていた。
いくた
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