昨日の話と同じようで、ちょっと違うこと | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


昨日の記事では、大学受験生が、模試で不正をしても、私は無関心だということを書きました。大学入試を受けるような歳になって、そんなことを考えているようでは何ともならんことだからです。

しかし、中学受験の生徒であれば話は別です。小学生が普段頑張っている理由は、もちろん合格したいからなのでしょうが、なぜ合格したいのかは、はっきりしていない場合も多いわけです。
大学に合格したらどのような先行きが待っているのかは分かっていないといけないですが、中学に合格することの価値がどれほどなのかは小学生には分からないものですよね。

小学生が頑張る理由は、お母さんが喜ぶからということもあるわけです。だったら、模試で不正をしてでもお母さんに喜んでもらいたいと思う子供がいても、責められないですよ。

宿題も答えを丸写しするでしょ。丸写しするくらいならやらなくていいのにって思うけど。丸写しする理由は、塾で叱られるからorお母さんに怒られるから、のどちらかですよ。

でも、本当に模試で不正をしてしまったら、子供によってはそれにずっと引け目を感じることになるんですよね。

その点は自宅受検をするときには、お母様方には気を付けていただきたいと思うんですよ。模試は決して短い時間ではないとは思うのですが、試験官役はやってあげてほしいと思うんですよね。

いくた