今年のZの実績について考えてみたい。
東海中学、南山女子は微減。この程度の減少は、気になるものではない。
Zが東海地区へ順応した証拠ともいえるのは、滝中学の増加だ。最近2年間で+36人となっている。関西大手は、東海、南女はターゲットにしているようだが、滝に関しては攻めが甘いとみている。
実は滝中学は共学の上位校として、根強い人気がある。ここを攻略しつつあるということは大きい。
近年順調に数字を伸ばしてきたZではあるが、今年はちょっと不満なところもある。
愛知中学が急増していることを考えると、塾生は増加したのであろう。名古屋中学も急増したときには、東海中学も増加は決定的かと思った。しかし、結果は伴わなかった。
つまり合計数は増加したが、合格率は下がっていることが推測される。これまでは打率の高さがウリだったので、それは不満。
以上から私の見解。
Zはある程度のレベル以上の生徒に飽きないコンテンツではあるが、そうでない生徒には有効性が低いと思われてきた。しかし、今年は中堅校の合格者増加が見られ、多くの生徒に適した内容となってきた。
贅沢を言うならば、もう少し校舎数がほしいかな。勧めようとしても、利便の悪い地区では選択に入らないから。
これも難しいと思うんだよね。Σの校舎数が多い理由は、中学生部門もあるから生徒数を確保しやすいこともある。逆にZの良いところは、中学受験だけに注力していること。だから実績を出せるんだよね。
そう考えると、これ以上求めるのは難しいとは思う。
いくた
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