Zについて考えてみたⅠ | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


Zが東海地区に進出してから12年となった。当初は苦戦を強いられていた。
Zのイメージは、全国津々浦々に教室をもち、地区毎の特性に合わせた運営をしているのだと思っていた。
しかし、開始当初は、これまでのやり方を東海地区にも当てはめようとしていた。もっとディスるなら、東海地区の入試をZ形式に染めてやりたいともいった傲慢な物言いが見え隠れしていた。だからお客さんは来ないし、実績も低迷していた。東海地区の受験を甘くみていたのね。GCを継承したという事実も、そんな意識を助長していたのかもしれない。

実際に開校5年が経過した2013年度の合格実績は、
東海中学81/183
南山女子31/74
滝中学123/239
(Z/Σ) 
全然Σに勝てない様相だった。

こんなはずではなかったという声は聞いていた。GCの実績を引き継ぐ計画は瓦解していた。

しかし徐々にZは東海地区の入試に順応していく。コンテンツが東海地区向けのものを増やしていく。東海地区の中学入試のシキタリを織り込み始めた。名古屋の入試は、関東関西とは違うんだよね。開成ではなく灘でもなく、この地区を狙い始めた。もちろん最難関のコンテンツも残しながら。

続きはまた明日

いくた