中学受験機会均等は何もいいことなし | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

私には一つ下に弟、四つ下に妹がいます。

私は昭和最後に中学受験を経験して、私立中学に入学しました。私の場合には、公立高校を目指すよりも、中学受験をした方がよいと親が判断して、そちらに進めました。その判断は間違っていなかったと思います。

しかしその影響は私だけには留まりません。弟シンパのおとんは、機会均等を持ち出し、弟を擁立して中学受験に漕ぎ出します。弟は体も小さく、精神的にも幼く、学力的な成熟度も低く、明らかに中学受験には向きません。結局、グダグダの受験になり、受験は失敗します。(その後弟は、国立大学で修士までいきます)

更に、おかんは妹を擁立して、中学受験に向かいます。妹は幾太郎一族で最も優秀で、全てのスキルに長けた人間です。しかし、中学受験はしたくなかったのです。みんなと一緒に公立中学に進みたかった。だから結局全然勉強しないで、受験も取りやめになります。(現在妹はとある専門職)


中学受験は子供の個々の特性に合わせて考えるべきなので、機会均等の原理を適用しないでいただきたいと思います。

いくた