Σについて考えてみるⅠ | 中学入試と医学部入試の道の駅

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東海地区に根を張るΣであるが、Zが本格化したり、関西大手が襲来したり、最近ではシェアを減少させつつある。

今期の結果は、東海中学と南山男子は回復、その他は大幅に続落した。

Zとの比較をしてみると、金城と愛知の合計を考えた場合、ほぼ同数となっている。この2校が同日受験であることから、おそらくは生徒総数はΣとZではあまり変わらないのではないかと思う。

名古屋中学、愛知淑徳の合格者減少は、おそらくは合格率減少ではなく、受験者数減少が原因ではないかと感じる。

東海中学の合格者増は、やはりSクラスによる影響があるのだろう。Σ小の影響が10名程度はあるだろうが、それを考慮しても立派な数であった。

南山女子の反落は実は予想外。私は女子戦はΣが有利だと思っていた。
ところが平均点の上昇に対しての合格者減少。

そしてそれ以上に意外だったのは、滝中学の続落。"お滝さんはΣから"の理論は2年連続ハズレ、完全に破綻となった。これは算数が難しかったことが一因だとは思うが、他の科目の平均点上昇はΣに対しては少しは有利だったとは思うが。
私の過去の思い出では、滝中学ならばKS1.2から捻じ込む作戦もかつては5割くらいは成功していたが。もう今は無理だろう。

以上を踏まえて、まとめは明日。

いくた