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中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

ΣとZの合格者数データを更新しました。

Σの合格者数が減り続けていることが気になるかもしれない。東海中学の合格者数は、2013年に最大183人を記録して以降、
183→172→162→163→146→127→103
と下落傾向が続いている。この間、東海中学が定員を一割削減しているが、それを考慮にいれてもなんだか厳しい。

この原因は、上位層の流出が少なからずあることが言われている。
Σは、東海地区に根付いた学習塾である。ゆえに、殆どのコンテンツは、この地区の受験に向けたもので、他地区のことはあまり考えていない。これがΣの最大の長所であるから、良いことなのであるが。

上位層は、やはり刺激が足りなくて、もの足りなくなるのではないだろうか。強者との戦いを求めて、HのVや、ZのZに移籍してしまうのであろう。より強い敵を求めて。

実はそのことを裏付けるデータもある。
南山女子は、2013年にΣは74人、今年は60人。東海中学が44%減少であるのに対して、南山女子は19%の減少にとどまる。

つまり、女子は飽きてしまうようなことは少ないので、合格率の観点では以前と変わらない状況にあるといえる。

やはり、Σは東海地区の中学受験に必要な塾なので、ここで巻き返してもらいたいと思う。

いくた