東海中学の方針 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

我が母校である東海高校・中学であるが、もう卒業してから25年が経過している。前校長も現校長も、私達の代では普通に教壇に立っていた先生だ。

現校長は、佐藤先生。英語の先生で、私も高校2年のときには担当してもらっていた。生徒の間ではチンネンと呼ばれていた。佐藤先生と言っても思い出せない人はいるが、チンネンといえば皆んな思い出せる。

私達の頃は今よりも良く言えば多様性があり、悪く言えば動物園だった。今の東海中学・高校はそれでも他の学校と比較すれば、自由で多様性があることは間違いない。それでもかつてと比較すれば落ち着いた進学校になった。

チンネンは歴代校長と比較すると若くして就任している。長期政権になる可能性も低くはない。この先どのような展望を持っているだろうか。

東海中学の入試願書の調査書に、五年生の欠席日数と六年生の欠席日数を両方書くことになったようだ。これが調査書での選別を厳格化する意図があると予想する人もいるようだが、私はそう思ってはいない。
もしそういう意図があるならば、数年前までやっていた面接を復活させてもいいのではないか。そうすれば、調査書の内容も面接とセットにして精査が可能だ。我々動物園の飼育員だったチンネンが、小学校の欠席日数を気にして生徒を選別するなんて思えないな。

ただ、チンネン政権下でどのような変化があり得るのかは注視する必要はある。とにかく自由な学校で、他校とは常識が別次元だから。
勉強するかしないかは自由、触法行為でない限り行動も自由、進路も自由で進路指導なんてしない。そんな学校だから。

チンネンも若いから野望があるかもしれない。進路指導はあり得る。なんといっても、国公立医学部に100人以上毎年進学しているのはうちだけ。それも進路指導なしでだ。じゃあ進路指導すれば、もっとたくさん確保出来そうな気もする。でもそれをすればきっと瓦解する。今の方向性だからこの数を得られていることは間違いない。チンネンはそれを分かっている気もするけどね。

チンネン2年目で今のところは、目立った変化はないと思う。これからどうなるだろうか。理事会は長老衆だから、変化なしが続いていくのかもしれないけど。

いくた