今と昔の教育の違いかな | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

私は今でもそうなんだよ。
もちろん仕事では勝ちたい。生徒を受験で勝たせたい。合格実績を稼ぎ出したい。ドラゴンズも勝たせたい(笑)。人より上に行きたい。人より強くありたい。生徒も強くさせたい。

大学時代に意中の女の子がいたら、自分の強さを見せて、ものにしたいと思った。ルックスでは勝負にならないからね(笑)。地の果てまでリードしてあげられる強い男を魅せてやろうと思った。もちろん勝つときも負けるときもあったけれど、それが漢らしい生き方だと思っていたし、今も思っている。

そんな形質は弟にも伝わっていたのかもしれない。身体が弱いのに、漢らしく戦い続けて、高い地位を得て、そして倒れた。
我が家のおかんの教育は、"負けるな"という教育だった。

でも、今の教育の主流は違うんだろうな。勝ち負けよりも、協調、融和、そういった路線が主流だと思う。
今の子なら意中の女の子には、親和性をアピールするんじゃないだろうか。共通点とかそういったものを探して、相手と溶け合うことを考えるんだろう。

正直言って、現主流の教育の方が正しいと思う。世の中では出過ぎた杭は打たれるどころか、抜かれることが多く、周りと協調しながら仕事も生活も進めていくことが多い。過剰な上昇志向より、中の上志向の方が好まれる。

しかしながら、勝ち負けに拘らないといけない局面も当然ながら人生の中には存在する。受験はその一局面にあたる。受験では人を打ち負かして勝ち名乗りを上げないといけない。学友がいたとしても、その学友の合格を祝ってあげるためには自分が合格しないといけない。つまり自分が全てだ。

いくた  陣