中学受験の形式 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

中学受験の科目は、だいたい国算社理じゃないですかね。最近は特色のある形式も増えてきましたが、東海地区ではまだまだ同じ形式が行われています。
もっといろんなバリエーションがあってもいいと思うんですけどね。子供の能力や将来性を測る方法が画一的だなんて、創造性がないですよね。

私が入試を取り仕切るならばやってみたいのは、作文です。作文をさせてみると、泥縄的な対応では繕えない本来の能力が見極められるものです。

うちのおかんがかつて小学校教諭をやっていたときのことです。読書感想文を評価しておいてほしいと言われたので、
よく書けているもの
もう少し努力が必要なもの
明らかにお母さんがある書いたもの
に仕分けする作業をしました。

するとやはりよく書けているものは、普段からの学力が優れている生徒が多いということでした。

今、うちの予備校では小論文の授業と、その演習があります。生徒の書いた文章を読むと、個々の能力の深さが感じられてしまうんですね。小論文を練習すれば形式的には上達するが、本質的な面で向上するのは一朝一夕では難しいと感じます。

いくた  論