「俺って昨日も徹夜で仕事でさ〜」
とか、アピールする若造はカッコ悪いじゃない。クールにやっていくことが美徳。
私は昔気質の職人なので、仕事は最高の出来を求めたいわけです。だから受けた依頼は最善を尽くして仕上げていきたい。
その考え方は仕事人としては間違ってはいなかったとは感じます。だから、多くの生徒を無理矢理にでも合格させてきましたし、多方面から評価をいただけました。
しかし、今年の元日に弟が倒れてそれから半年間、自分の考え方がどうだったのか、仕事人としてではなく一人間としてどうなのかを自分に問いました。
考え方が古すぎるのでしょうね。
仕事は多くの他人の人生と繋がっているけれど、仕事が自分の人生ではないですし。
それに、私が最高の出来を求める職人である理由は、顧客のためではなく、自分が評価されたいからですし。
今日、なぜこの話を書いたかというと、
世の中時代遅れの職人は結構多いじゃない。それは私から見ればカッコいい生き方だけど、無理し過ぎても仕方ないじゃない。
家族と自分の身体を大切にしようよ。切に思う。
いくた拝
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