皆様にご心配をいただいているうちの弟に関する話です。
弟は今年の元日に脳梗塞で倒れました。それから半年が経過したわけですが、同様の症状の方々と比較すると、圧倒的に早い回復をみせてはきました。ただし、元の仕事に復帰するのはほぼ絶望的です。左眼の視力は回復せず、左半身は不自由なままです。
弟は体が強いわけではないのに激務に晒されて、結果として大事に至ってしまいました。使い捨てのように働き続ける男の美徳なんて、結局なんのためにもなりません。
明日は我が身と危機を感じます。私の仕事は直接的に人を相手にするものです。どうしても最高で最善の道を敷いてあげたい。しかしその考えが強すぎれば、過剰な自己犠牲を繰り返し、取り返しのつかない結果にもなりかねません。
私も20代の頃は、限界を決めずに働いていました。限界から先が本来の自分だと考えて走っていました。
しかし、不惑を過ぎ、知命が近付いて、このまま限界を続けてはいけないと感じています。
世の中の働き続けている方、私達は今後も責任を果たしていかねばなりません。仕事に対して、顧客に対して、社会的な役割に対して、責任を持って生きていかねばなりません。
しかし、最も強く責任を持たねばならないのは、家族に対して、そして自分の体に対してです。
いくた敬具
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