今年も一貫校が強いのか | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

今年も様々な大学の入試結果が発表されて、出身高校別の合格実績もまとまりつつある。やはり一貫校が強い。この理由は以前に記事にした高1問題にもあるのだろうけれども、それにしても解せない部分もある。

例えば、うちの予備校の生徒だった東海高校の後輩。模試では冠模試1桁、センターも93%、QT医学部に合格。単に学力優秀だったように思えるが、普段の様子は、そんなに抜群なキレ味があったようには思えない。だから私は若干不安視していたのだが、全く杞憂だった。

他にも現役の東海高校の生徒が来ていたが、この生徒もQT医学部に合格。まあ優秀なんだけど、そんなに簡単に決着が付くのか?

私は一つの結論を見出しつつある。もしかすると、彼らは試験に強いDNAを持っているのではないかということ。東海中学に合格していることは、その血脈の証ではないかということ。

予備校でも、南山女子や東海出身の生徒は、普段アホでも結果はもらっていく。今年の入試結果をみても、普段の能力からは想定できない結果になってしまっている。

試験に強い体質を、後天的に得ることができないだろうか?今年度の指導のテーマの一つにしていきたい。

いくた