文化や歴史は認めるけれど、あれはどうなの? | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

もう時間が経ったから、今吠えても親御様からはお叱りは受けないかな。

今日の話は賛否両論あることは認めるけど、私としては絶対に認められないこと。

中学受験が終わって、塾に挨拶に行くこともあるよね。御礼の品を渡すこともある。でもあれだわ。あの文化は私は認められないな。

合格酒を贈答すること。


それが塾の歴史的象徴文化であることを考慮しても気持ちのいいことだとは思えない。


例えば、
塾の体験授業に行ったときに、合格酒が飾られていたら、自分の子供をその塾に入れるだろうか。私は即座に帰らせていただく。

お酒というもの自体が、教育の場とはかけ離れたイメージであるし、贈答いただいた品を飾るという行為は、学問の場としては不適切だと感じる。そんなことをしたら、半強制的になってしまうやない。

もう、合格酒の文化も下火だとは思うが、少なからず残っているのを聞いて。戦国時代の戦勝祝い酒じゃーねーだろうと。

誤解のないように書くが、合格酒の文化をもつ某塾のことは悪く思っていない。むしろよい塾だと思っている。酒を贈ることと、それを飾ることが受け入れられないと言っているだけ。

うちの予備校には、合格者の御家庭からお菓子をもらうことが多い。コーヒーサーバーの隣に置いてあって、「合格おめでとう」と心の中で言いながら一口頬張ると、疲れが取れるんだよね。

「あなたは、お酒は駄目でお菓子は良いと言うのですか?」
と言われそうですが、全くそう思っています。お酒はあかんと言いたいのです。

いくた