大維志くんの将来性 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

たいしくんの壮絶な戦いも終わった。
家族三人の笑顔が最高だったね。
みるくじぇりさんもコメントをくれたけれど、あの姿に感動したり勇気をもらったりした人はたくさんいただろう。

外科医を目指すたいしくんに対して、私から見た将来性に関して勝手に書きます。見つかったらジャガー横田さんにジャガースープレックスされますが。笑笑

まず、ネット上で、そんな低い偏差値で外科医になったら怖いとか、金があれば医者になれるんじゃないか的な揶揄している人もいますが。
そんなこと言っている人は、中学受験の偏差値を知らないんじゃないかと思います。

東海地区を例にすると、名古屋中学高校から名古屋大学医学部に入っている人は結構いますが。名中は偏差値49まで上がってきましたが、かつてはもっと低かったはず。高校の偏差値とは基準が違うし、6年も先ならば頭脳が熟成されていくこともあるし。



私がたいしくんをみた感じでは、まず英語にアドバンテージを持っているのはこれから大きいと思います。数学を教えている私が言うのもなんですが、大学受験は英語が一番重要だと感じます。

そして、番組内では生物に興味を持っていることも話にありました。理科は今のところは、出来る出来ないよりも、興味があるないの方が重要です。興味があれば、今後の学習にプラスに働くでしょう。

そしてあの大物感ですよね。中学入試はまだ未成熟で大物感をプラスにしても届きませんでしたが、大学受験ではあの風格が効いてくると思います。
私も何度かブログに書いていますが、受験は精神力が大きく得点に関わります。重要な局面では、あの太々しい感じがプラスになるのではないかと思います。

たいしくんの欠点は、集中力に欠くこと。カメラが入っていた影響もあると思いますが。入試でも手応え抜群で不合格していることは、ミスを連発していることも考えられます。
入試問題を一通り終えると、見直しをする前に集中力が途切れている姿が、テレビでも繰り返し写されていました。
これも将来的には解消されていくことでしょう。精神面での成長と、試験慣れを繰り返すことで、継続的な集中力もつくと思います。そもそも集中力がないのではなく、集中すべき時間帯を認識しきれていないだけのようにみえますから。

総合的に考えて、今後に大きく期待できる若者でしょう。血脈が開花することも期待できますし。
単なるもやしっ子血統より、雑種強勢のインブリードは爆発性がありますからね。

いくた