今週土曜日は東海中学の入試 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

東海中学の入試が今週末に迫ってきた。出願者は975名。360で割ると2.68倍。合格率37%。
追加合格や当日回避を見込んでも2.4倍くらいだな。
私達の頃は、今より定員が多かったし、中学受験の裾野も広がる前だから、倍率1.6くらいだった。昔よりだいぶ難しさが増した。

東海中学高校は、かつては偏差値の高い底辺校と言われていて、まあ荒れた学校だったわ。荒野の中で伸びゆくのが真の実だとは思うけど、今なら通用しないわな。

今は優秀な後輩達が、医学部の実績などを積み上げて、林修先生の影響もあって、ちょっとマシな学校になってきたイメージはあるけれど、自由な学校には違いない。

東海中学に入学するなら、少しは覚悟した方がいいわな。この校風がポジティヴに働くこともあるし、ネガティヴに働くこともあり得る。親御様の中にも、進学を後悔している人も少なからずいることだろう。リスクを恐れるならリスクは取らない方がいい。偏差値だけみて盲目的に考えているならそれはまずいな。

このように注意は投げかけさせていただいたが、やはり私の意見では東海中学は、東海地区私学の象徴的存在であり、素晴らしい価値のある学校であると思う。卒業して25年経つが、心の何処かに母校愛を持ち続けることが出来るところだから。

でも塾には行かなきゃならんよ。親御様にとっては、また塾代かかるべー。堪らんわな。

東海の理事が同級生にいて、忘年会で同席したので私が彼に言っておいた。
「算数が難し過ぎていかんよ。あれでは受験者を減らしてしまう」
彼は言っていた。
「それも検討課題には入っているよ」
やはり認識はあったんだね。

もうだいぶ前の話だが、算数の受験者平均が30点台に落ち込んだことがあった。結果として算数での点数差が縮まってしまう。すると理系型の人を取り逃がすことにもなるから。それは残念だからね。
ただ、彼は検討課題には入っているとは言っていたが、今年の入試がどうなるのかは言っていなかったので、どうなるのかな?

いくた
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