私立医学部入試に疲労困憊 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

私立医学部入試の数学なんですが、近年難化傾向があるんですよね。空間図形の問題がちょっとトレンドになっている感じがあります。
空間図形は授業の題材としては難しいんですよね。ホワイトボードに描いて示すのが難しい。

とにかくメチャクチャ疲れます。そして何というか、面白くないんですよね。
生徒も、難しさと、徒労感と、入試前の焦りなんかがない交ぜになって、表情が冴えない。そうすると余計にこちらも疲れる。

国公立の問題は、謎解き問題なんですよ。出題者が用意した謎を、金田一耕助になって追及していくんですね。だから謎解きが解決したときには、何とも言えない爽快感があるんです。
授業も楽しい。問題から派生させながら、いろんな解説も肉付けしてやれるんですよ。
「東大なんてヨユーだね〜」
とか、アホ話もできるからいい。

私立の問題はツライんですよ。苦行みたいな感じで。解き終わっても、❓❓みたいな感じになることも多く、どうしてよいやら。

私立医学部の問題が難しいというのは、私だけの感想ではないんですね。度々お世話になっているkiri先生の評価を見てみます。
kiri先生の評価で、やや難以上のレベルの大学は、国公立医学部17/49=35%
私立医学部9/21=43%

やはり難しいんですよね。

いくた

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験情報へ にほんブログ村 受験ブログ 医学部・医療系受験へ