とてもないチャレンジ校を挙げる子供 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

もう受験当日まで60日くらいになった。そしてまだまだいるだろうよ。全然学力が届きそうにない学校を志望校に挙げる子供。
偏差値とか20足りないとか、もうあり得ないくらいの夢見ている子供。

私は思うよ。そんな子供の姿をみて。そんなアホな様子をみて。

いいじゃない。チマイ人間になってしまうより、大きな夢を持ち続けた方が。

最近子供も夢を失っているじゃない。将来なりたい職業に公務員をあげる子供をみて、日本の未来は大丈夫かと危惧するわ。たぶん親御さんに安定志向を擦り込まれているんだろうけど。(公務員をディスっているわけではないので。公務員の方すいません)

私が常日頃から生徒に言っている言葉。

程々の越えられそうなハードルは意外と越えられない。自分で手加減してしまうから。
高いハードルを設定して越えようとすれば、限界を超えた力が出せる。

でもでもお母様方は思っているでしょ。

うちの子は口ばかりで大きなことを言うけれども全然頑張ろうとしない。

もちろんそういう例も多いですよ。だったらそれはそれで痛い目に遭った方がいい。中学受験で失敗したところで人生失うわけじゃないし。ここで痛い目に遭わずにうまくいってしまう方が、お先心配だわ。

だから、受験したいところを受けさせてあげればいいと思うのよ。ジャガー横田さんの御家庭の話が時々テレビに出るけれど、あんなの無理やん。誰がみても無理よ。11月時点で偏差値26のビハインドなんて、、、La Manchaの戦いかよ。

でもいいじゃない。将来の夢が外科医でしょ。大門未知子みたいに、私失敗しないので、というわけには現実的にはいかない。むしろ私失敗を知っているので、の方が良医じゃないかな。

失敗できたというのは、人生の中でとても大切な経験で、人間に深みを与えてくれるじゃない。温室育ちのもやしより、骨太の方がダシが効いている。

関東関西地区では、これから細かい受験戦略を組まないといけない御家庭もあるだろう。様々な考え方はあるが、負け戦を経験させてあげることも、貴重な体験かもね。

ただ、負けたときにどうするのかをしっかりと考えておく必要はあるけど。

いくた
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