国公立医学部専願のあなたがしなければいけないこと | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

国公立医学部専願とは、あなたは選民中の選民ですな。あなたは高校野球でいうと、甲子園で戦いたい人ということだ。甲子園で戦いたいならば、まずどうすべきだろうか?それは地区予選を全力で戦うことだろう。

あなたにとっての予選とは、センター試験に他ならない。今、あなたがすべきことはセンターに注力すること。
センターを舐めている人がたくさんいて、その人達が予選落ちしてくれるから、国公立医学部はそんなに厳しくない合格点のところも多い。このブログでも時々出てくるが、国公立医学部二次の試験はむしろ私立医学部よりも手緩いのでは?と感じることも多い。
あなたはどっち側の人間なのか?センター高得点で気持ちに余裕と活力を持って二次に臨む人なのか、センターに失敗して焦りの中で二次対策も手に付かず無惨に敗北していく人なのか。

センターで負けるということは、高校野球なら地区予選で敗退するということだ。それはもう選民ではない。ただの身の程知らずなだけだ。国公立医学部志望などと言うことすら恥ずかしいこと。

実際に考えてみれば、センターから二次まで、1カ月強ある。二次対策はそこでやれる。時間は充分ではないが、センターでアドバンテージを取れたなら、気持ちも充実してやれるだろう。充分な勝機がある。

正味な話をしよう。
第三回全統マークの結果、素点で800以上取れた人はセンター対策は少し緩めでもよい。ただし油断しないように調整すること。現代文とか舐めていると死ぬよ。
素点で765〜800の人はあと一歩詰めないとあかんな。センタープレでは800を超えねばならない。
素点が765を下回る人は、予選敗退が現実的な人達だ。すべてをセンターに費やして勝負しないといけない。

なんだかよく分からんのだが、河合塾がセンター換算点なるゲタを履かせて判定を出すものだから、よく分からなくなってしまう。私なら逆にセンター本番は緊張でパフォーマンスが下がるから、割引換算点を出してあげたいわな。

そして、浪人生なら誰でも知っていること。
現役生にも伝えておこう。それは、、、



センター劣勢から、二次逆転なんて、殆どない。特にセンター配点比率が40パーセント以上の大学は本当に厳しい。
センター失敗したら、もう挽回不可能だから、東大理Ⅲを受けたらどうだろう。近年理Ⅲの足切りは8割以下だ。どうせ無理なら人生のネタ作りに走ったらどうだい?

ちなみに去年うちの予備校から、センター劣勢を挽回して合格した人は一人もいない。母集団は少ないが。センター劣勢はもう死に体だ。

いくた



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