中央値を考えることがあるだろうか | 中学入試と医学部入試の道の駅

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高校数学では、新課程に入ってから、平均値の他に中央値、最頻値などの代表値を履修することとなった。中央値とは、ちょうど順位が真ん中の人のことである。


予備校の実績としては、東大に何人合格したか、医学部に何人合格したかなど、上位層の成果を喧伝することが多い。上位が活躍してくれれば、営業する側は助かる。
しかしよく考えてみると、みんなが上位層ということにはならない。本来的に注目すべきは中央値なのかもしれない。予備校で真ん中くらいの層がどのような結果を残しているのかを公表しているところがあるだろうか。

でもうちの予備校は大手じゃないから、実は中央値がかなり重要になっている。この辺りは、その年に医学部に入れるかどうかの際だから。
この辺りの層のテコ入れが、今秋以降の急務になることは間違いない。


高校を選ぶときの進学実績はどのようにみるだろうか。やはり上位層の結果だけが出回るのが当たり前だ。中央値なんて調べようと思っても分からない。でも考えてみれば、そっちの方が重要だわね。

今日の一曲は、Bon Joviのalways

いくた






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