医学部入試の男女差別について、現場からの実感 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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医学部入試での男女差別や年齢差別について、様々に世間を賑わせているところだが、私はその報道をそのまま受け入れることに若干違和感を感じていた。

年齢差別はもちろんあった。これは歴然とした事実で、私達もそれを考慮して出願大学選定の指導をしていた。私立だけではなく、国公立医学部でも大学によってはそういった傾向があった。
しかし、これは全然差別ではない。大学の入試資料を調べれば、年齢が選抜に考慮されていることは事実として、公表されていることが多い。年齢差別で不合格になっても、それは承知の上だろうよ。
もし、年齢制限が気になるなら、どこかの医学部予備校で聞けばいい。どこでも無料で相談に乗ってくれる。


そして男女差別なんだけど、確かにあったのだろうけど、うちの予備校のデータとしては男女差別でうまくいかなかった例を探すことが出来ないんだよね。成績と合格実績を調べても男女差が見つからなかった。

新聞なんかでよく見たこのデータ。

今年の東医が目立っているけど、よく見ると半数は国公立医学部だね。国公立医学部では成績開示があるし、変な差別していたら、それこそバレバレだから、たぶんないよね。
そして私立で二年連続でランクインしたのは順天堂だけ。
こうやってみると、男女差別はあったのかもしれないけど、そんなに激しくはないかもって思うわ。もしくは、バレないくらい巧妙な手口でやっているのか。

ちなみにこの地区の私立医学部である、愛知医科大学は男女差別はたぶんない。なぜなら、実際の入学者も半数が女子。うちの予備校からも女子の方が打率が高い。
愛知医科大学は、面接試験を重視している。18.19くらいの子は、、、そう。どう考えても女子の方がコミュニケーション能力が高い。それをそのまま評価してくれている様子。
去年の入学者のお母様が話してくれた。
「入学式で驚いた。女の子ばかりじゃないか」

今日の一曲は、ビリージョエルのオネスティ。
難しい文法もなく、中学生なんてこういう歌で勉強した方が楽しめるんじゃないかと思う。でもオネスティの歌詞を味わうのは中学生では難しいけど。

いくた




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