不登校なんてさ | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

不登校の子供に関する記事を読みながら、私の知り合いにも不登校は少なからずいたことを思い出した。

不登校なんて、それ自体はもうありふれた事実で、驚くことでもない。一つの個性みたいなものじゃない。ぶっちゃけ、不登校だと東大行けないわけじゃないし、医学部も面接あるからハンデになるかとも思うけど、うちの予備校からは結構行けちゃっているし。対策すれば大丈夫。
進学でも就職でも、不登校の経歴がハンデになることも少ないんじゃないかと思うわ。
逆に、不登校になって、周りの流れと距離を置いたら、自分の道が見えてきたりする人も多い。何となく生きていくんじゃなくて、未来を見据えて考えられるようになることもある。


知り合いの娘さんが、中学生のときに突然不登校になった。お母さんは慌てて原因を探したんだけど、結局よく分からなかったらしい。
でもお母さんは前向きで、せっかく娘が家にいるんだから一緒に楽しまないともったいない、と思ったそうだ。料理や日帰り旅行などを一緒に楽しんでいるうちに、一年くらいでまた学校に復帰していった。
高校に入って、私が経営する学習塾にも通っていたが、今は立命館大学に通っている。

他にも、中学生時代に不登校になった女の子の知り合いがいる。繊細な子だったから、疲れてしまったんだろうよ。
でもお母さんは、行きたくなければ行かなくてもいい主義で、全然普通に接していた。高校に行きたかったから、中学卒業前には戻ったんだけど、希望の高校には行けなくて。別の高校に入って、また高校一年生で不登校になった。そして留年。
でもこの辺りで、本人にも何か見えるものがあったらしい。その後、学校に元気に復帰して、一つ歳下の同級生と楽しくやっていた。生徒会の役員もやって、大学にも進学して、今は進学先の大学の職員をやっている。

こうやって、不登校の生徒をみていると、少し子供の頃に疲れが溜まって、少し休養の期間を取ったら、疲れが取れて自分らしく生きられるようになったような感じ。
不登校なんて個性から生じる自己表現みたいなものかな。問題行動でもなければ病気でもない。

今日の一曲は、スピッツのロビンソン。

いくた




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