入塾前と入塾後で、算数の取り組み方をだいぶ変えました。

記録のために、ブログにも書いておこうと思います。

 

要点だけ先に書きますと、「分かる」と「できる」は別物で、「できる」ようにするには、独力で最後まで解く演習が必要不可欠だと考えています。

 

入塾前は時間も限られていたので、「塾に入ってから授業についていけるように」というのを主目的としてサポートしていました。

ですので、あえて「分かる」までで良しとし、

同じ問題を解き直すことはしませんでした(点数は二の次)。

 

そのかわり、一問に時間をかけてじっくり取り組み、「なるべく教えない」教え方で考え方のセンスを伝えることに時間を使いました。

あとは計算力と処理能力は重視して磨いてきました(公文&そろばん)。

 

一方で入塾後は、「分かる」だけでなく「できる」までもっていくことを意識し、同じ問題の繰り返しもするようにしました。

 

同じ問題を繰り返すのは子どもからすると面白くなく、うちは新小4の入塾から(点数に執着するようになってから)でちょうど良かったと感じています。

 

成績を上げるには、とにかくできなかった問題を放置せずに確実につぶしていくことだと思っています。

入塾以降、私は長男が間違えた問題は全て、解けるように見てあげたうえで、コピーしてファイルしています

 

それを「解き方を覚えているから解ける」よりももう少し時間が経った頃に出して(例えば2週間後○→2ヶ月後○、みたいなイメージで)、

連続○で、もう大丈夫だろうと思ったらファイルから抜いて捨てています。

はっきり言ってこのサポートは気が遠くなるくらい手間暇がかかっていますが、さすがにここまでやれば…と効果はしっかり感じています。

 

オレンジ先生が動画でお話されていること(「バツを確実に一個ずつ減らすことが受験勉強」)が、私自身が受験生だった頃からの勉強法のイメージに近かったので貼っておきます。

 

 

そして何も見ず、ノーヒントで独力で最後まで解くという練習をしなければ、

特に算数ではなかなか点数にはつながらないと思います。

「そんなの当たり前」と思う人でも注意が必要なのは、

本人が自分で丸つけをしている場合です。

 

大体できている状態で答えを見て「できたな」という気分になって勉強を終えていたり、答えが手元にあると、つい最後の詰めのところで自分に甘くなる人が実際にはとても多いものです(気持ちは分かりますが…)。

 

答えは渡さず、ヒントもない状態で問題を解いてもらって、親が丸つけをするというのが、少なくとも中学受験の序盤ではいいのではないかなと個人的には思っています。

 

うちは毎朝のそろばん以外の10分くらいの朝勉に、(特別やることがある日を除いて)この「解きなおし」をあてています。

A4で1枚に、中問3問くらいをコピーして用意しておいてあげています。

単元もランダムで過去に間違えた問題を独力で解き直すというこの演習が、公開模試での算数の成績アップに一番つながっていると感じます。

 

 

 

 

DREAMS COME TRUE / あなたが笑えば

あなたが笑うだけで めちゃくちゃなこの世界も生きていける

あなたが笑えるように つよくありたいと思う

小さなひかりを 何度も灯して こんな世界さえ 笑い転げよう

 

 
 
 
 
 

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