【憂いと肺】 | わんことにゃんこと中医学 

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気まぐれに書いてます

今週末はもう立冬
暦は冬となりますが
冬に向けての秋の養生はまだまだ大切です。

先日の電話のご相談は15才と13才と8才の!
ビーグル3兄弟のおうちでした

ご相談は13才の男の子のこと
急に食欲がなくなり
こんなことはめったにないことだ
ということですぐに診察を受けたところ
肺炎を起こしている
ということで治療中。
ご相談は朝から呼吸が速いのだが診察を受けたほうがよいか?
ということでした。

犬の呼吸は
体の大きさに関係なく10~25回/分(安静時)です。
これ大事
1分間に25回以下というのを目安にします。
運動後や興奮時でないのに1分間に30回を超えてくる場合は
危険信号です。
呼吸不全になれば生命にかかわります。

さらにお話をうかがうと
15歳のお兄さんワンちゃんは
慢性腎不全
今年の春までだろうと余命宣告される中
闘病を続けているとのこと

「憂い」は肺にかかわる情志
家族の闘病には
本人の憂いだけでなく
お父さんとお母さんの憂い
がどうしてもあります。
2番目のワンちゃんはお兄ちゃんとお母さん、お父さんの
憂いを一身に受け取って
ことさら明るく振舞っていたのではないかと思います。
夏の暑さを超えて13才の体は無理をしすぎたのでしょうね。
何かのきっかけでバランスが破綻したのだと思います。

「憂い」が過ぎると肺の気を傷つけます。
憂いって肺を冷やしそうですよね。
気が不足すると
正しい位置に留まる力や
外に漏れでない力が弱くなります。
脱力し重力に逆らえなくなって脱腸や痔
じわじわとした出血や
鼻水が止まらないなんて事が起こったりして
元気をさらに消耗します。
免疫力も低下しますから
肺炎や肺水腫も起こしやすくなるでしょう。

緊急の状態は診察を受けることをお勧めし
危機を切り抜けたら
13才と8才の弟君たちも
お兄ちゃんの闘病に参加させてあげてくださいね
一緒にお兄ちゃんのことを心配するだけでいいんです
とお話をして電話を終えました。

というわけで「憂い」は
独りで抱え込まないことですよ~
そしてちょっと深呼吸して周りを見てください。
あなたの背中を見て憂いを引き受けてるひとがいるかもしれません。