「自分にも地球にも心地いい暮らし」の3回目になります。
 私達の体の約60%は水分です。もし、体内の水分の1%でも不足すれば、のどの渇きを感じ、20%失うと命の危険にさらされます。体内で水は重要な役割をしています。便秘を予防し、老廃物を体外に排出して新陳代謝をよくします。他にも、血液をサラサラにし、体内の浸透圧のバランスや体温を一定に保ったり大活躍です。水をコップ一杯飲む事にもリラックス効果があると言われています。私達が1日に飲み水などから摂りたい水分量は1.2リットル以上です。もちろん体のためにはきれいな水を摂りたいものです。今は水質を気かけ、おいしくて、きれいな水を買われている方の多いのでは?現時、日本で売られているミネラルウォーターは国内外の製品を合わせて500種類以上にもなると言われています。ミネラルウォーターは地中深く染み込んだ雨や雪が、長い年月をかけて、いくつもの地層をくぐり抜けてきた、きれいな水です。土壌のミネラル成分が溶け込んでいるのが特長です。ミネラルウォーターは、硬水と軟水に分けられます。ヨーロッパなどに多い硬水はカルシウムとマグネシウムの含有量が多い水です。口当たりがやや重く、苦味を感じるものが多いようです。日本のミネラルウォーターに多い軟水は、口当たりがやさしくて飲みやすいのが特徴です。炊飯に使ったり、お茶やコーヒーを入れたり、だしをとるのにもむいています。
 地球は青い水の惑星と言われ、水源など沢山あるように思えますが、その約97.5%は海水です。淡水はたった2.5%ほどしかありません。しかも、そのほとんどは氷雪の中にあり、私達には利用する事が難しいと言われています。水はとても貴重な資源なのです。例えば歯を磨く時、蛇口を30秒間、開きっぱなしにすると約6リットルもの水を無駄にしています。一方、コップに汲めば、約0.6リットル(コップ3杯分)で済みます。毎日2回これを繰り返すと、1年間で2リットル入りのペットボトル約2000本分もの水資源を大切にした事になります。私達が汚した水は、家庭の配水管を通って、川から海へと旅をします。途中、下水処理施設で浄化されますが、あまりに汚れている場合は完全にきれいにする事が出来ません。海に注ぐ汚れた水は、そこに住む生物を汚染するほか、雨となって地球全体に悪い影響をおよぼします。一説では、世界中で5人に1人が生活に必要とされる安全な水が手に入れられず、300万人以上の人が汚れた水で深刻な健康被害を受けているそうです。台所で下水に使用済みの油を捨てない、油汚れは拭き取ってから洗うなど、出来るだけ家庭から汚れた下水を出さない工夫をしましょう。最近では、酵素や微生物の力で洗う地球にやさしいバイオ洗剤なども話題になっています。
「自分にも地球にも心地いい暮らし」の2回目になります。
 春は新生活を始める人が多く、心や体に負担がかかりやすい時期です。また現代では、「疲れやすい」「眠れない」などの不調を感じる人が増えています。たとえ、健康診断で「異常なし」と診断されても、このような不調が続けば病気につながりかねません。最近、注目されているオプティマム・ヘルスとはライフスタイルを見直して心身をベストな状態に持っていこうという考え方です。その手段の一つがサプリメントです。栄養バランスを整えるのに役立ったり、気になる症状を和らげるサポートをしてくれたりします。薬と違って食品ですので、摂り方に厳しい制限がなく、気軽に始められます。ご自分のライフスタイルに必要な物を賢く選んで、毎日調子がよい状態を保てるようお役立て下さい。ただ、サプリメントはあくまでも、栄養補助食品なので、健康の基本に「食生活」がある事は忘れないで下さい。食べる目的は、ただ、お腹を満たす事だけではありません。食べ物の持つ「生きる力」=栄養をもらって、体を健やかに保つ事です。さらに人と一緒に楽しく食べる事で心まで元気にします。残念な事に現代は、食の大切さがおざなりになっているようです。一方、土地が痩せて野菜自体も、昔と比べて栄養価が格段に低くなったと言われています。このままではいけないと、国も「食育基本法」を制定するなど、食を見直す機運が高まっています。きちんとした食事とは、何も難しい事ではありません。昔ながらの日本食で充分なのです。日本食は栄養バランスがよいと国際的に高い評価を得ています。日本生まれの玄米野菜を中心としたマクロビオテックなどは、世界的に有名な歌手やスーパーモデルにも大人気です。
 安全で栄養価の高いオーガニック食品も、スーパーなどで手軽に買えるようになりました。オーガニック食品を選ぶと言う事は体によいだけではありません。農薬や化学肥料などを極力使わないので環境保護に役立ちます。さらに、地元ならではの手作りの伝統文化を次世代に残すのにも一役買う事が出来ます。輸送で発生するCO2を考えても地産地消を取り入れたいものです。さらに買物に行く際は、エコバックを持って行くと資源の無駄遣いも減らせます。最近では、おしゃれなエコバックが沢山あったり、スーパーなどでも、エコバックで買物をするとポイントが貯まってお買物が出来るなど、色々な工夫がされています。日本中で毎日、一世帯につき1~2枚レジ袋を使うと年間約200億枚、原料の原油は約40万キロリットルも消費する計算になります。また家庭ゴミも17%減らす効果があると言われています。
今回は「自分にも地球にも心地いい暮らし」について書いてみたいと思います。健康のため、地球のためと肩ひじをはらないで、ちょっとでも参考になればと思うので、お気軽に読んでみて下さい。
 まずは、よく耳にする言葉を簡単に説明したいと思います。
エコロジー:本来の意味は、生物学の一分野である生態学の事です。環境破壊や公害問題が表面化するにつれ、それらを解決する方法をまとめてエコロジーを呼ぶようになりました。現在、リサイクルを柱とする循環型社会や地球にやさしい先端技術の開発など、人と自然の共存を目指しています。
LOHAS(ロハス):Lifestyles Of Health And Sustainability の略です。直訳すると「健康で持続可能な生活習慣」となります。1990年代後半にアメリカの社会学者ポール・レイが提唱しました。無理せず、楽しく、出来る事から自分自身の健康、そして地球環境の保護に関わっていく行き方。
スローライフ:スピードや効率優先、勝ち負け重視の生活を見直し、まず自分にとって快適な生活とは何かを考え、ゆったりと人生を楽しむ事を目指す。実はスローライフは和製英語で、1986年にイタリアで提唱されたスローフード運動から派生した考えとされています。

また環境にいい生活としては、交通手段を電車や自動車から自転車に変える事です。満員電車の不快感や渋滞のイライラもなく、季節の風を肌に感じながら移動出来ます。運動不足が解消でき、健康づくりやダイエットにも役立ちます。朝から体を動かす事で午前中の効率がアップする効果も期待できます。通勤途中で、思わぬ発見をしたり、好奇心が脳を活性化させてくれます。私達のダイエットだけではなく、CO2のダイエットにもなり、地球の温暖化にも貢献出来ます。ただ、今自転車の問題がニュースでもいろいろと出てきていますので、交通ルールを守って安全運転でお願い致します。
 5~10kmの距離で自動車を使用している人の10%が自転車に切り替えるなどすると、年間のCO2排出量は4.5%減ると言われています。例えば 10km移動する時のCO2の排出量は自動車は約1,760g、バスは約940g、電車は約130~170gと言われていて、自転車は0gです。
  小さい事かも知れませんが、地球にも私達にもダイエットにつながるなんて、ちょっといい生活ですよね。