食材に含まれる栄養素や成分には、あなたの生活や健康に役立つパワーがあります。栄養素の基本をご存知ですか?今回は身近な食材についてクイズ形式でご紹介していきたいと思います。


Q1:ビタミンCが豊富なことで知られるいちご。成人が1日で必要とするビタミンC100mgはいちご何粒で摂れる?

a 1~2粒 b 5~8粒 c 20~25粒


Q2:お吸い物にもぴったりなハマグリ。一緒に摂るといい食べ物は?

a トマト b きゅうり c しいたけ


Q3:強いにおいを放つ、ニラ。たくさん含まれているビタミンは何?

a 皮膚や粘膜を健康に保つビタミンA

b シミ・ソバカス防止にいいビタミンC

c 骨作りに欠かせないビタミンD


答え

Q1 b

いちごに含まれるビタミンCの量は、100g中62mg。1日に必要なビタミンCも、いちご5~8粒で充分補えます。ツヤがあり、色鮮やかなものを選びましょう。


Q2 c

ハマグリには、骨を丈夫にするカルシウムが豊富。このカルシウムはきのこ類に多く含まれるビタミンDを同時に摂ることで、体内への吸収力を高めます。


Q3 a

ビタミンA(β-カロテン)のほか、カルシウムも豊富です。なお、ニラとレバーの相性がよいのは、ニラに含まれる硫化アリルがレバーのビタミンB1の吸収を高めるからです。


 来週も食材学についてご紹介します。






 これまで色々な脳力アップのトレーニングをご紹介してきましたが、脳細胞は年をとるほど、減り続けていくものだと思っていませんか?実際は大人になってからも、脳回路は成長し、新しい細胞がどんどん生み出されているのです。脳の中でも成長が活発なのは記憶の中枢である「海馬」です。ここの脳神経細胞が次々に新しく生まれ変わると、脳の様々な機能が活性化します。この脳神経細胞は、プラスの刺激を与えるとその数が大きく増えるとか。脳を上手に刺激して、新鮮な細胞をどんどん生み出しましょう。

 脳のご褒美は「ドーパミン」です。ドーパミンは、突然のプレゼントなど「予定外の報酬」によって分泌されます。そして、それが「プラスティシティ」と呼ばれる「脳回路を変える力」を刺激して、プラスの神経回路を成長させるのです。ドーパミンは別名「脳内麻薬」とも呼ばれている快感物質です。たくさん出れば出るほどいい、というものでもありません。しかし、脳は常に「気持ちいい刺激」を貪欲に求めています。だから、この物質が脳を成長させる原動力になるのは間違いありません。

 脳を鍛える話ばかりをしてきましたが、そのためには生活基盤も大切です。脳の活動の基盤は、食事と睡眠を抜きにしては語れません。食生活が乱れていたり、栄養が偏っていると、脳は必要な栄養が取れずに、エネルギー不足に陥ってしまいます。また、睡眠は脳にとっても大切な休息時間です。睡眠時間を削って脳を酷使したり、夜中に何度も目が覚めてしまうような浅い眠りなど睡眠の質が悪くなってしまうと、脳はたりまち疲労状態になってしまいます。これらの基礎が揺らいでしまっては、どんなに脳を鍛えてもその効果は半減してしまいます。だから三食のバランスのよい食事をとり、ぐっすり寝ることが、脳のトレーニングの第一歩になるのです。



 先週に引き続き、脳を活性化させる8つのトレーニングの残り4つをご紹介したいと思います。


⑤ヒット曲の歌詞を見ないで歌ってみる

普段口ずさんでいるヒット曲。サビの部分だけは歌えるけど、あとはごまかしている方も多いはず。そういう時は、歌詞を手書きで紙に書き、伴奏をイメージしながら声に出して歌ってみましょう。すると、脳はそのイメージを通じて、歌全体を記憶します。カラオケに行った時は、画面を見ないで歌えるかどうかチャレンジしてみて下さい。振り付けを覚えて踊ってみたり、大声を出したりして楽しい気分になると、脳力アップもさらに効果的です。


⑥雑誌や新聞のコラムを書き写してみる

手書きで文字を書く時に、漢字を思い出せないことが増えた・・という方は、自分で日記を書いたりするより、「人の書いた文書を書き写す」作業が効果的です。新聞の社説や、雑誌の気になったコラムを何かひとつ、毎日きっちりとノートに手書きで写すことを習慣化してみましょう。ぼんやりと読み流しするのと違って、確実に自分の知識になります。それまで無かったボキャブラリーも増えて一石二鳥です。


⑦お金の損得に敏感になろう

数字が苦手で、計算能力も鈍ってきた・・。そんな方は、だんだん金銭感覚もずさんになってしまいます。カードひとつで買い物が出来るからといって、その便利さに頼ってばかりではダメです。お金の出し入れひとつひとつに敏感になりましょう。お給料が入った時には、どの銀行に貯蓄すると一番得になるか、遠出する時に、どのルートが一番安いか・・など、ゲーム感覚で楽しく考えてみましょう。次第に計算能力もアップし、脳も活性化されます。


⑧ときには知らない街に行ってみよう

見知らぬ土地を訪れ、見知らぬ人に出会い、ときには予期せぬハプニングにあったり。これが旅行の醍醐味です。時刻表を見たり、一日のスケジュールを組み立てたり、と旅行中の行動は五感が研ぎ澄まされ、脳を活性化するチャンスです。遠出をしなくても、降りたことのない駅で降りたり、行ったことのないお店まで足を伸ばしたり・・こんな身近な旅でも、脳は活性化されるはずです。


 来週で「脳力アップ」は最終回となります。最後までお付き合い下さい。