はだしのゲンはヒロシマを忘れない (岩波ブックレット) [ 中沢啓治 ]
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イチエフ(福島第一原発)では、廃炉作業は進めているが、今も思うように進んでいないのが現状
40年から50年で廃炉完了なんて、最初の行程見積もりも、はっきり言って絵にかいたもちになってきた
しかし、50年以内に廃炉を完結させないと二次被害が起こる
イチエフは海のそばにあるため、いずれは塩水が原発の機材を腐食させる
当時、塩水を使った冷却作業を行ったのでなおさらでしょう
専門家も50年は大丈夫でも100年は持たないと言っている
廃炉作業は困難を伴うが確実にタイムリミットがある
メルトダウンしたデブリの回収作業も大変なことだが、それ以外の廃棄物が放射能を帯びているから、簡単に廃棄処分できない
多数が隔離処分になる
これは、事故を起こしていない原発も同じだろう
今は情報が上がっていないが、廃炉決定しているニエフも同じだろう
福島第2発電所はどうなっているのだろう?
火力、水力は、解体、廃棄、さらにリユースはできる
しかし、原発は燃料を含めて、構造物は、リユースが難しい
ほとんどが隔離されるごみ
原発保有国であるアメリカ、中国、ロシアは、領土が広いから、隔離地域を作って、地下に埋めればいいかもしれない
でも、日本のように領土が狭いフランス、イギリス、ドイツなどは、核燃料もだが、廃炉による廃棄物の処分(隔離)をどうするのだろう?
廃棄するのは核燃料だけでは無いことを当然わかっているのだろうか?
火力、水力は、廃棄、リユースできるが、原発はリユースも廃棄もできない厄介なごみにしかならない
こんなものが、クリーンな発電と言えるのだろうか?
日本全国にある原発を廃炉にするときすべてこの問題が出てくるのではないか?
その対策はちゃんとできているのだろうか?
まさか、先送りになっていないだろうか?
先人たちは、長期的な運用を見謝ったと思わずにはいられない
去年に書いた記事をさらにもう一度
中沢啓治著「はだしのゲンはヒロシマを忘れない」
自らが被爆者である漫画家中沢啓治さんは、その被爆体験をゲンと言う少年に置き換えて漫画を書かれました
体験記だから、はだしのゲンはリアリティがあり生々しい
でも、「そんなもんじゃない」と中沢さんは著書で言っています
どんな文章も絵も映像も、実体験を超える事はできません
それでも、書かずにいられない
中沢さんを含めて多くの被爆者はその被爆体験を語る事はありませんでした
思い出すことで、目の前にそのフラッシュバックがあるから
でも、何かのきっかけで被爆者は被爆体験を語り始める
中沢さんの場合は、同じ被爆者だったお母さんの死とその骨を見た時だと言います
粉々に形も無い骨を見て、放射能はそこまで蝕んでいることに悔しさと憎しみを持ったと言います
それほど、放射性物質は恐ろしいもの
自分の祖父は同じ被爆者でありましたが、その骨はりっぱなものでした
生活習慣や食生活でそれは変わるのかもしれないとも思いました
(しかし、二次被爆を受けていただろう自分の父はがんに冒され、骨はもろかったと聞きます)
放射能は人にとって脅威であることは十分に理解しなければならないですが、それに対する備えは自ら行う必要があると思います
中沢さんのお母さんと私の祖父を比較して感じました
そして、お亡くなりになった中沢さんの骨はどうだったのでしょうか?
今、福島を中心に放射能(放射性物質)の問題はまだ残っています
問題解決はしなくてはならないのですが、相変わらず先延ばしにする政府とは別に、我々一般市民は自分の体の自己防衛を怠ってはならないでしょうか(免疫機能の強化)
当然、核兵器(放射性物質)の恐ろしさも忘れてはいけません
諸悪の根源は断たねばなりません
それは、過去の悲劇を忘れない事で始まると思います
無知・無関心が怖いのです
以前、「はだしのゲン」の漫画に対して、その内容・描写について賛否両論がありました
でも、必要な漫画であると自分は信じています
中沢さんも著書で言っています
「しつこくやるしかない」
「繰り返し、繰り返し、伝え続けるしかない」
と…
はだしのゲンは「ヒロシマ」も「ナガサキ」も「第5福竜丸」もそして「フクシマ」も忘れない…
ちなみに
「1997年、茨城県東海村の動燃施設で爆発事故。労働者37人が低レベルの放射線に被曝し、過去最悪の被爆事故」
「1999年、茨城県東海村にあるウラン加工工場で臨界事故が発生し、3名が被爆、そのうち「2名が死亡」するという最悪の事故」
これも事実
「ヒロシマ」「ナガサキ」「第5福竜丸」「フクシマ」の中に「トウカイ」もあっていいはずだ
そして、我々は考えるべきです
「核分裂エネルギーを利用する限り、人類は未来を失うであろう」
「核(放射性物質)と人類は共存しえない」
(「核絶対否定への歩み」 森瀧市郎著 渓水社より)
P・S しかし、自分は思います。核分裂・核融合の技術・研究を人類は続けねばならないでしょう
それが、宇宙を形成しているのですから
4月6日
もう過ぎてしまったが、約100万人が犠牲になったアフリカのルワンダ大虐殺の日
世界を震撼させた大虐殺から31年を迎える
1994年のルワンダは、内戦と100日もの間続いた虐殺によって国内のインフラは破壊され、孤児の数は史上最多を記録していたそうです
戦いの中、犠牲になるのはいつも女性・子供
広島・長崎の原爆によっても、原爆孤児は多数いました
そして、東京大空襲を含め、日本各地の絨毯爆撃でも、孤児達は多数出ました
その孤児達のそれからの人生は長く辛いものが多い
以前、東京大空襲で疎開先で孤児になった人たちの証言をテレビで放送していました
命を守るための疎開が、彼らを孤児にし、政府の仕打ちによって、その後の人生を大きく狂わされる
ウクライナやガザ地区でも孤児が多数いるのではないか?
戦争は助ける人がいなくなる
みんな自己中心だから
今も、女性や子供たちが、戦いの渦に巻き込まれて、その人生を狂わされている
過去の出来事を決して我々は忘れてはならない