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南阿蘇の山小屋ブログ

「水の生まれる里」熊本県阿蘇郡南阿蘇村の山小屋より、UFO(?)や空模様などの情報を発信しています。また、温故知新の精神で熊本県内での身辺雑記や自然との出会い、簡単な読書と映画の感想も書いているブログです。

南阿蘇村でのミズゴケ人工湿原を利用した湿地性のベリー栽培は、成功すれば、とても注目される取り組みになると思います。



「スイーツ人気に応えられる新鮮なベリーがほしい。」とか、「冷凍でしか手に入らない輸入ベリーを生果でほしい。」という要望に応えられるからです。



写真のクランベリーは、ツツジ科の植物です。菓子やジャム、ジュースの原料となります。



北米大陸原産で、寒暖の差がきびしい湿地帯に育ちます。ポリフェノールの一種、プロアントシアニジンという強力な栄養素が体内をきれいにするといわれています。また身体の免疫機能を高める抗酸化物質、例えばフラボノイド類やビタミンCなども豊富です。



高さ10~20cm程度の矮小な低木で、枝は細く小さな常緑の葉をつけます。花はピンクで反り返った花弁をもちます。果実は小さく、中が数室に分かれた空洞になっており、熟すとピンク色から深紅に色づきます。収穫期は9~10月です。



南阿蘇の山小屋ブログ-クランベリー(111205)01


南阿蘇の山小屋ブログ-クランベリー(111205)02








今日も阿蘇長陽大橋からスナップ写真を撮りました。阿蘇長陽大橋は、南部の南郷谷を流れる白川とカルデラ北部の阿蘇谷を流れる黒川が合流する地点です。黒川側の谷を立野峡谷といい、阿蘇カルデラ内の全河川水がカルデラ外へ流出する唯一の谷です。写真01中央の垂直な壁を作る岩石は、6万年前に火山から流下してきた溶岩が、冷却してできた角材状の割れ目で、柱状節理(ちゅうじょうせつり)というそうです。

また、阿蘇長陽大橋から高森町に向かうここの道路は、従来のような大きく切土・盛土する工法ではなく、なんと道路を橋にして自然の改変を少なくする工法で造られています(写真03)。さらに、残された旧道はビオトープとして整備されたそうです。グッジョブ!




南阿蘇の山小屋ブログ-立野峡谷の柱状節理(写真01)a
立野峡谷の柱状節理(写真01)





南阿蘇の山小屋ブログ-北向山原生林と鉄橋と阿蘇長陽大橋(写真02)
北向山原生林と鉄橋と阿蘇長陽大橋(写真02)






南阿蘇の山小屋ブログ-阿蘇長陽大橋付近の北東斜面(写真03)
阿蘇長陽大橋付近の北東斜面(写真03)






南阿蘇の山小屋ブログ-北向山原生林と白川(写真04)
   北向山原生林と白川(写真04)



十日刊 ファグナのワンコインで晴耕雨読




第3回

「カリスマ‐中内功とダイエーの『戦後』」

佐野眞一(著)

大学卒業後、新入社員で壽屋(当時、年間の総売上高がグループで4000億円超)に入社。36歳で退職(最終ポストは本部商品部バイヤー)するまで流通業界でお世話になった身としては、大変面白く読ませてもらいました。それにしても佐野氏の取材能力には脱帽です。とくに牛肉安売りのための沖縄ルートの開発は圧巻です。よくもまあ、ここまで赤裸々な内容を中内氏が許したものです。










南阿蘇の山小屋ブログ-カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」




「マルコムⅩ自伝」

マルコムⅩ(著)

昔、マルコムⅩの映画を見て結構感動して、Tシャツを買ったことを思いだしました。この自伝は、映画以上にスリリングな人生が展開する内容です。この当時の黒人と白人の関係は想像を超えるものがあり、キング牧師(もちろんこちらのほうが評価は高い)とは、全く違うアプローチで白人との関係性を打ち出すマルコムⅩが、すごすぎます。

キリスト教よりイスラム教を応援するわけではありませんが、断然マルコムⅩの生き方に魅力を感じます。




南阿蘇の山小屋ブログ-マルコムXのTシャツ
  マルコムⅩのTシャツ


南阿蘇の山小屋ブログ-マルコムX自伝








今朝は車で移動中、いつも通る道なのですが紅葉が目にとまり「北向山(きたむきやま)原生林」とその対岸(白川をはさんで北側)のスナップ写真を、阿蘇長陽大橋から撮ってみました。

この北向山の照葉樹林(高さ15m~20m)は手つかずの原生林です。面積は100haあり、全国的にも貴重な森林で、昭和44年に国の天然記念物に指定されています(この場合の表記は「阿蘇北向谷原始林」)

最下部の白川から最高部は800mほどの高さに切り立つ急峻な斜面です。いつもながら、橋の上からの景観は息をのむものがあります。



南阿蘇の山小屋ブログ-北向山原生林
         北向山原生林






南阿蘇の山小屋ブログ-北向山原生林の対岸(白川をはさんで北側)
北向山原生林の対岸(白川をはさんで北側)





南阿蘇の山小屋ブログ-北向山原生林(去年4月の撮影)
   北向山原生林(去年4月の撮影)

 菊池市の妻の実家、今は亡き義父の部屋を整理する中、相当古い本が40数冊ほど見つかりました。発行年は、大正時代が中心のようです。なかに、漱石の「草枕」がありました。発行年は大正5年、発行元が春陽堂(現在の春陽堂書店)です。著作者名が、漱石ではなく本名である夏目金之助になっています。

 本好き、酒好きとしては、ページをめくるだけで酒のつまみになりそうです。これからゆっくり手に取り、中身を調べてみます。



南阿蘇の山小屋ブログ-大正時代の古書01


南阿蘇の山小屋ブログ-大正時代の古書02


南阿蘇の山小屋ブログ-大正時代の古書03


南阿蘇の山小屋ブログ-大正時代の古書04

南阿蘇の山小屋の紹介をします。A.C.CABINA.C.は、ALL COMERS(みんな集まれ)の略です。敷地面積は約200坪で、建屋は築19年になります。


今の仕事は南阿蘇が中心ですので、平日は事務所兼工房として使うこともあります。休日は、家族がほとんどきませんので使うときは私一人の秘密基地となります。敷地内には約30本の樹木が植えてあり、5年以内には、この樹木を利用して小ぶりなツリーハウスを作るのが目標です。


室内は物欲の権化と化し、ものであふれています。お恥ずかしい限りです。とくに自宅におけない、読み終わった本を保管しています。単行本、文庫本、漫画、雑誌、美術館の図録など、現在2,400冊ほどあります。




南阿蘇の山小屋ブログ-A.C.CABIN


南阿蘇の山小屋ブログ-山小屋A.C.CABIN02


南阿蘇の山小屋ブログ-山小屋A.C.CABIN03


南阿蘇の山小屋ブログ-山小屋A.C.CABIN04


南阿蘇の山小屋ブログ-山小屋A.C.CABIN05


南阿蘇の山小屋ブログ-山小屋A.C.CABIN06


南阿蘇の山小屋ブログ-山小屋A.C.CABIN07


南阿蘇の山小屋ブログ-山小屋A.C.CABIN08






南阿蘇のサギソウの地上部が枯れました。これから、水苔(ミズゴケ)に埋もれた新しい球根で冬を越します。


サギソウは、根によく似た数本の地下茎を伸ばし、その先に芋状に肥大したバルブを作り、この部分だけが冬を越します。左の薄い色が新しいバルブ、右の大きめで色の濃いのが古いバルブです(写真02)。



自生のサギソウは、湿地に分布する日本を代表する野生ランです。もちろん、南阿蘇のサギソウは栽培品ですが、来年の開花が楽しみです。





南阿蘇の山小屋ブログ-球根(バルブ)で冬を越すサギソウ(写真01)

 球根(バルブ)で冬を越すサギソウ(写真01)


南阿蘇の山小屋ブログ-球根(バルブ)で冬を越すサギソウ(写真02)
 球根(バルブ)で冬を越すサギソウ(写真02)


南阿蘇の山小屋ブログ-開花しているサギソウ(写真03)
開花しているサギソウ(写真03)


ミズゴケを天日乾燥(この時期7日間位)させ、3kgほど乾燥ミズゴケを作りました。


海外から輸入される乾燥ミズゴケは、輸送コストを考えてプレス圧縮されたものが多数を占めています。それは、自然の湿原から採取されるので、夾雑物(枝、雑草、ビニールなどの人工物等)が含まれ、ほぐす時にはゴム手袋をしないとケガをすることがあります。その点、ファグナのミズゴケは人工栽培なので、夾雑物はほとんどありません。



自然からの採取が許されていた時代を知る蘭農家の方に話を聞くと、 国産ミズゴケは、保水性・耐久性が海外産より非常に高かったといわれます。切り花に使う時の持ちが違うそうです。



南阿蘇の山小屋ブログ-乾燥させたミズゴケ
乾燥させたミズゴケ





南阿蘇の山小屋ブログ-袋詰したミズゴケ(50g)

     袋詰めしたミズゴケ(50g)


十日刊 ファグナのワンコインで晴耕雨読



第2回

「『モンゴ』ニューヨークのゴミをめぐる冒険」

テッド・ボサ(著)

この本は、モンゴ=「捨てられているがまだ使えるもの(ゴミ)」を拾うニューヨークの人々の暮らしぶりをドキュメンタリータッチで追ったものです。いろんな世界があるなあ、と感心しました。

とくに、200年前の屋外に穴を掘っただけの便所跡を探しあて、掘らせてもらい(住宅の庭など、掘り当てたものは住人と折半する)、その当時の落とし物の瓶などを売る人たちの話が白眉でした。





南阿蘇の山小屋ブログ-「モンゴ」ニューヨークのゴミをめぐる冒険



Exformation 四万十川」

原研哉ゼミ(著)

武蔵野美術大学基礎デザイン学科の原研哉ゼミの実験レポートです。 四万十川をモチーフに、我々が「いかに知らないか」ということをビジュアルで体現させるという、とてもユニークな本です。

学生のとあるグループによる川を舗装道路に見立てる発想などは、写真を見ていてとてもシックリきますし、無音感がとても心地よく不思議でした。



南阿蘇の山小屋ブログ-Ex‐formation 四万十川




 一部ミズゴケ以外の苔栽培も行っています。それはハイゴケ、シノブゴケ、スナゴケです。今日、新たにギンゴケを栽培品種に加えてみました。写真には、以前作ったハイゴケの試作品も掲載します。





南阿蘇の山小屋ブログ-ハイゴケ
       ハイゴケ



南阿蘇の山小屋ブログ-シノブゴケ
      シノブゴケ



南阿蘇の山小屋ブログ-スナゴケ
          スナゴケ


南阿蘇の山小屋ブログ-ギンゴケ

          ギンゴケ


南阿蘇の山小屋ブログ-ハイゴケ試作品01
       ハイゴケ試作品01


南阿蘇の山小屋ブログ-ハイゴケ試作品02
ハイゴケ試作品02


南阿蘇の山小屋ブログ-ハイゴケ試作品03

ハイゴケ試作品03