≪十日刊 ファグナのワンコインで晴耕雨読≫
第3回
「カリスマ‐中内功とダイエーの『戦後』」
佐野眞一(著)
大学卒業後、新入社員で壽屋(当時、年間の総売上高がグループで4000億円超)に入社。36歳で退職(最終ポストは本部商品部バイヤー)するまで流通業界でお世話になった身としては、大変面白く読ませてもらいました。それにしても佐野氏の取材能力には脱帽です。とくに牛肉安売りのための沖縄ルートの開発は圧巻です。よくもまあ、ここまで赤裸々な内容を中内氏が許したものです。
「マルコムⅩ自伝」
マルコムⅩ(著)
昔、マルコムⅩの映画を見て結構感動して、Tシャツを買ったことを思いだしました。この自伝は、映画以上にスリリングな人生が展開する内容です。この当時の黒人と白人の関係は想像を超えるものがあり、キング牧師(もちろんこちらのほうが評価は高い)とは、全く違うアプローチで白人との関係性を打ち出すマルコムⅩが、すごすぎます。
キリスト教よりイスラム教を応援するわけではありませんが、断然マルコムⅩの生き方に魅力を感じます。


